86歳からの自力整体

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86歳で両手に杖をついたおばあちゃんが、自力整体の教室に来られてから1年が過ぎました。

初めてお会いした時は、何ができるだろうか……?できる事を手探りでお伝えしてきました。

あれから一年が過ぎ、座ると後ろにひっくり返りそうになっていた骨盤が少しずつ起こせるようになって、丸くなっていた背中から腰が伸びてきました。そして、先日、自分で膝立ちが出来るようになって、「わー、出来た!」本人もびっくりでしたが、自然にスーッと身体を持ち上げる事ができたのです。

そして、ギューと握りしめていた手のひらが柔らかく開くようになって、手首から手の甲も緩んできました。四つん這いで手の甲に自分の体重をかける姿には、本当にビックリです。

80年以上も生きてくると、身体に不調が出てきても仕方がないと思いますが、とにかく元気に生きていきたいという前向きなおばあちゃんの気持ちは、確かに心と体に現れています。

確実に身体は、日々老化していきます。その変化に少しでも早く気づき、自分で自分の身体を丁寧に手入れして、その変化をゆるやかに、元気に楽しく幸せに生ききれるように、自力整体を必要としておられる人と出会い、伝えていきたいものです。

おばあちゃんとの出会いから、私がまだ知らない身体の変化を感じさせていただいています。

ありがとうございます。

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