私の大好きな場所、夢前町山之内の且緩々で前から気になっていた「いきたひ」の映画の上映会がることを知り、向かいました。
且緩々は、夢前町の山の中にあるとても心地がいい自然の新鮮な野菜たっぷりのレストラン。久しぶりの場所でしたが、空気がおいしく、本当に気持ちがいい。
上映された映画は、人がどう生きてどう死ぬかを、深く考える時間になりました。
人は、畳の上で生まれ手に抱かれる。そして畳の上で抱かれて死ぬ。生きるという事は、暮らすという事。生活するという事。人生の幕は生きた場所で閉じたい。と願いつつも、いつの間にか病院で生まれ病院で死ぬ事が当たり前になり、陣痛が始まると病院に走り、死ぬときは一番近くにいたい家族が病室の外で心をざわつかせながら時が過ぎるのを待つ。
この映画をみて、看取りという「死」との向き合い方を知りました。愛に包まれたこのような空間で哀しみ、苦しみのなかにも温かく、愛と感謝の中で人生の幕を閉じる事ができると、きっと次に繋がる場所もそうあるように思えます。
そして、自分の命を生ききるという事。
私は、自力整体のナビゲーターをしていますが、私の思いは、今、目の前にいる人が、最後まで健康で幸せに生ききってほしい。もちろん、私自身も最後まで元気に幸せに、生ききりたいと思い活動しています。たった一度の人生、今は二度と戻ってこない。だから、根拠のない恐怖、不安、怒り等。そういうものに振り回されて生きる時間は、本当にもったいないと感じる事があります。
今、生きている命を大切に丁寧に生ききる事が、とても多くの神秘の確率によって生かせてもらっている私たちの本来の役割だと思っています。
私も、今まで、不安、恐怖、心配、怒り、見栄、等々色々な事に振り回され、無駄に心をすり減らして生きてきました。自力整体に出会いそれらが徐々になくなり、自由に自分を生きられる様になって、それらに気づくことができて本当にありがたいと思っています。
「心身一如」からだとココロはつながっています。心を穏やかに身体にやさしく、大切に丁寧に生ききりたいものです。
今回この映画に出会えた事は、必然だったと思います。私のなかにあったストーリーが、思いがつながりました。
長谷川ひろ子監督。お世話になった主催者の我家真美さん。美味しいお弁当を用意してくださった香寺ハーブガーデン福岡社長。ありがとうございました。
そして、今、ここに生きている私に感謝。ありがとう。
加古川でこの映画の上映会を予定しています。詳しいことは後日連絡します。
コメント