初めての動画編集に感じるハードル
動画編集に初めて取り組む際、ハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
一つの動画の長さが約5分で、その制作に『4時間かかります』と聞くと確かに大変な作業と思われても仕方ありませんね。
ただ、私の感覚では集中してるので、半分ぐらいの体感しかありません。
集中していたら時間を忘れることってありませんか?
それが動画編集の魅力の一つだと思います。
この辺りは動画編集との相性があり、個人差があると思うので、「あなたもそうなります」と断言できませんが・・・。
私自身も4時間ぶっ通しでやることはほとんどないので、この記事を見て少しでも動画編集に対するハードルが下がれば幸いです。
詳細にお話しします
私の場合、1回の練習試合で2~3試合をするため、8~12時間の時間を要しています。
例えば、日曜日に3試合の練習試合が行われたとします。
月曜日から編集を開始して火曜日から毎日仕上げて、共有します。
(火水木でデータの受け渡しが終わります)
このように合計すると、3試合分の編集には12時間を必要とし、3日間かけて制作を行う計算です。
『月に1週間ぐらい、子供たちのために頑張ろう!』
というモチベーションで作業しています。
効果的な時間の使い方と工夫
1か月のうち、残りの3週間は自由な時間なので、動画編集12時間が多いと思うかもしれませんが、一か月でいうと大したことはありません。
私と同じように、1日で完成させる必要はなく、2日かけて1本の動画を完成させることができれば、翌週土曜日の練習日には先週の試合のダイジェスト動画を渡せると思います。
ただし、1週間以上かかってしまうと、試合の熱量を伝えるのが難しくなるため、可能な限り1週間以内に仕上げることを目指した方がいいと思います。
では、残りの3週間は何をしてるかというと、次の練習試合に備えて音楽を入手し、小節に分割(次の動画の段取り)をしたり、試合の静止画を一眼レフで撮影してくれる方がいるので、データをもらってスライドショーを作ったりしています。
このスライドショーは、3試合あっても1本の動画でまとめてしまいます。
スライドショーについて
スライドショーの制作には1本のダイジェスト動画よりも時間がかかります。
その理由は、スライドショーの方がカット割りが多いからです。
私の場合、1試合あたりに使う写真は100~150枚前後であり、それを編集してスライドショーを作成するためには、カット分の作業が必要です。
一方、ダイジェスト動画は最大でも30カット程度ですので、スライドショー制作の方が時間がかかるのが分かると思います。
おおよそ6~8時間程度かかります。
私の時間の使い方
私の動画編集のある時のスケジュールは以下の通りです。
- 朝の4時に起床し、1時間ほど動画編集に取り組みます。
- 行きの電車の中でも1時間作業を進め、会社に着いた後は昼休みの1時間を活用して編集に励みます。
- 帰りの電車の中でも1時間の時間を確保し、自宅に戻ってからは食事中に動画の出力を行います。
- 食事が終わると、出力が完成した動画をグーグルドライブにアップロードし、翌日の朝6時30分にLINEのグループノートにリンクを貼り付けて完成です。
2試合目以降も同様の作業の繰り返しです。
ダイジェスト動画編集の4時間を確保するために、いつの間にかこのルーティーンになりました。
ダイジェスト動画制作の経験と学び
昔からこのようにやれてたかというと、最初はダイジェスト動画の作り方も知らないところから始めたので、1本作るのに8時間かかったのを覚えています。
なぜそんなに時間がかかってたかというと、キチキチやり過ぎていたからです。
例えば、音楽のカットはココって決めてから、何回も戻っては聞いてを繰り返し、小節の歌いだしの部分を探していました。
これについては、シーンとシーンの間にシーンチェンジという画面の切り替えを入れるのですが、動画と動画の前後に0.25秒の暗くなる時間があるので0.5秒のズレまでは完成動画を見ても気づかないので気にしなくなりました。
それと、オープニングとエンディングをパターン化して時間がかからないようにしています。
あとは、単純に動画のカット割りに慣れたと思います。
ずっとラグビーの編集をしてきたので、どの辺りでカットしたらいいのか感覚的につかめるようになったのが1番大きいと思います。
そんなこんなで、今では1本のダイジェスト動画を作るのに4時間あれば作れるようになりました。
ダイジェスト動画を作るきっかけ
私は、高校時代にラグビーをしていました。
しかし、自分自身が親となり、息子にラグビーをさせる考えはまったくありませんでした。
なぜなら、息子は内向的な性格で、ラグビーという激しいスポーツには向いていないと思っていたからです。
それでも、息子は幼少期からよく食べて肥満体型であり、私が昔ラグビーをしていたことで幼稚園時代からママ友たちを通じてラグビーをしている親たちからの誘いを受けていました。
当時、息子は空手の習い事をしており、初めての昇段試験で流派の型を覚える必要がありました。
昇段試験のために道着を購入したばかりの状況で、『型を覚えるのが嫌』という理由で辞めました。
この出来事がきっかけで、ずっと断っていたラグビー体験に息子を連れて行くことを決意したのは、小学1年生の3月のことでした。
人数も少なかったので、みんなから大歓迎で迎えられ、その場で入部となりました。
前述した通り、息子はおとなしい性格で、ラグビーでも相手にタックルに行けないし、試合中も怖くてなかなか動けない状態でした。
チームは試合ができる人数ギリギリだったので、息子が抜けたら試合に負ける状態。
そんな中で息子は、試合中に怖さを我慢しながらプレーしていました。
私もコーチとしてスクールに入りましたが、息子が試合中に涙を流して退場することのないよう心から祈る日々でした。
そんな時にラグビーを知らない息子に自分が何かできることはないか?を考えていました。
その時ひらめいたのが、ハイライトシーンを集めたダイジェスト動画でした。
ダイジェスト動画が無かった時は、ビデオで撮った試合の映像を見ながら、良かった所と直した方がいい所を説明していました。
結論から言いますと、全く聞いてなかったです(笑)
息子は、ラグビーが好きでスクールに入ったわけではなかったので、当然の反応だったのです。
ラグビーというスポーツを好きになるより、嫌いにならないで欲しいという願いから、試合のハイライトシーンを集めてはやりの音楽をつけてダイジェスト動画を作ってみました。
息子は普段は音楽を聴くことが好きですが、この動画を見ることで徐々にラグビーに興味を持つようになりました。
彼が「○○かっこいいよね~」「○○のプレー凄かった~」と映像を通じて会話するようになったのは、大きな成果でした。
私は息子にラグビーを教えることを望んでいましたが、実際には私が説明するよりも、仲間のプレーを通じて吸収できることやモチベーションが高まることを実感しました。
ダイジェスト動画は、私たち親子にとって新しいコミュニケーションの手段となり、息子がラグビーに少しずつ興味を持つきっかけとなりました。
またこのダイジェスト動画は、新たにラグビーをやり始める子にとってもモチベーションアップになっていて、「動画見たいから、いっぱい試合したい」と言ってくれるようになりました。
親たちにも好評で「おじいちゃんおばあちゃんにも動画を共有して見てもらってます」と遠くにいる親族にも届けることができます。
最後に
皆さまもぜひ一度、ダイジェスト動画の制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
初めは難しさを感じるかもしれませんが、私が全力でサポートします。
私は毎週土日の9時~12時、加古川市にあるコワーキングスペース『マイスタ加古川』に滞在しております。
お近くの方はぜひお越しください。
なお、コワーキングスペースの利用には費用がかかりますので、予めご了承ください。
(最初の2時間500円。その後、1時間ごとに200円追加。)
地図
私自身、ダイジェスト動画を5年間作り続けて、スクール卒部式の動画を作り多くの皆様から感謝をいただきました。
動画編集をやり始めると締め切りに追われることもあるでしょうが、その経験で得る充実感と、子供たちの笑顔があなたを待っています。
動画編集を新たな趣味にしてみてはいかがでしょうか?
最後の最後に
今までしたことないことにチャレンジすることは、とても勇気のいることです。
ダイジェスト動画をやってみて、これは自分に違うな?ってなったら、やめるのもありだと思います。
1か月のうちの1週間で出来ると言いましたが、普段の生活に新たに時間を捻出しないといけないので、続けるのが困難になるかもしれません。
それでも、ダイジェスト動画にチャレンジしてみようかな?と思ったら、サポートしますのでお気軽に声をかけてください。
あなたの挑戦をお待ちしています。