カテゴリー: 企画展

  • アストロミュージック♪&シンドウさん3回目

    アストロミュージック♪&シンドウさん3回目

    アストロ温泉『とてもいいチェンバー』も、いよいよ佳境に入ってまいりました。

    本日は、アストロ温泉さん本人も どうなるか分からない初の試み、

    ピアニスト澤崎美重子とアストロ温泉自作発明楽器によるコラボパフォーマンス!

    暗幕で覆われた会場は、澤崎さん曰く実験室のよう。

    遠方からアストロ温泉ファンも駆けつけた 本日のメインイベント。

    やるなぁ、アストロさん♡

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    発明品(作品)について、子どもからも質問が飛び出します。

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    この作品が気になりましたか。

    アストロ温泉のゆるキャラ”モチロー”がやや情けない顔してます。

    お腹の中にあるのは、アストロさんが昔飼っていた黒い出目金。

    既にあの世へ行きまして、ホルマリン漬けでしょうか・・

    お母さん小さくキャーですが、

    子どもは興味津々です。

    『とてもいいチェンバー』、連日 子どもたちが元気いっぱいにやってきますが、

    18歳未満に見せていいのかどうか このカオスな空間。いいですとも、いいですとも。

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    今回は、来場者全員が参加してのミュージックの会。

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    澤崎さんの指揮のもと、手づくりのお米のマラカスでリズムを取ります。

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    最後はプロ仕様のピアニカと、モチローをかたどった”モチベース”の協演。

    葉加瀬太郎の「情熱大陸」。

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    モチベース、弦が1本の割にはけっこう音階が出ます。

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    「アストローーッ!!」

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    アストロイドをガシャガシャ鳴らす様に、アストロ魂を見ましたね。

    笑った~。

    シンドウさんの振動音もライブ参加。

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    アストロミュージック♪の様子はこちら→動画

    その勢いで、シンドウさん3回目に突入。

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    入学前のお友達も、とても上手に出来ました。

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    アストロ温泉の『とてもいいチェンバー』は、今月24日まで。

  • シンドウさん2回目

    シンドウさん2回目

    本日、自動お絵描きメカ「シンドウさんをつくろう♪」2回目。

    今日もたくさんの子どもたちが来てくれました。

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    今日は電池ボックスに線をつなげるのに苦戦。

    実際、子どもたちのお手伝いをしてみましたが「ちょちょ、ちょっと待ってねぇ」なんて言いながら。。

    悲しいかな、小さい穴とか最近は離さないとピントが合いませんねん。

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    ペンチやドライバーを駆使しながら挑戦。

    小さい頃から、手先を動かして脳を使うって とても大事です。

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    最後はアストロ先生に教えてもらいながら、皆 作り上げることができました。

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    何だ、何だ、今日のシンドウさんは前回と動きが違うじゃないですか!

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    どうやら、ペンを持つ角度や頭の位置などによってもシンドウさんの動きが変わるらしい。

    今日は、ワークショップ後にせっせとシンドウさんの頭に紙で作った羽を付けて、

    扇風機シンドウさんを作っている子どもたちがいました。

    何やらアストロ先生からお話を聞かせてもらったようです。

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    こちらは、3人のシンドウさんが力を合わせて1本の筆を持ってお掃除しています。

    そう、シンドウさんはお掃除だってしてくれます。

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    そして、ワークショップ以外にも作品に注目。

    アートに精通している専門家たちも、その潔い無用さを肯定してしまう「オートオート」。

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    アダルトビデオのチラシを高速で吐き出し続ける顔。

    情報と欲求の氾濫を表したマシーン。

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    嘔吐、嘔吐。

  • アストロイド

    アストロイド

     

    本日は「とてもいいチェンバー」の主要作品をいくつかご紹介。

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    「アストロイド」

    顔型通信装置。リモコン操作で目を発光させたり、

    あごを開閉させたりすることで遠くの人に感情を伝えることが可能。

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    手元のリモコンを操作すると、けたたましいサウンドで魔除け効果もバッチリである。

    ボリューム機能も完備。

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    最近はスカイプなどといったものがあるが、そんなものをダウンロードしなくたって

    延長コードをどんどん伸ばすだけで、自分の部屋に居ながらにして

    ニュージーランドにいる知人にボタンひとつで意思伝達することができるハイテク装置。

    日本からニュージーランドまでの距離に匹敵する延長コードをご用意することをお忘れなく。

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    「オルガスマトロン」

    胃の部分に入った催淫効果のある液体に空気を送り、

    撹拌することで口から甘い香りを吐き出すアロママシン。

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    ブクブクと音をたてながらバニラの香りがフェロモンのように口から漂ってくる。

    当然ながら、アロママシンの大きさは等身大。

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    「加齢獣」

    イチオシ作品でもある。

    アストロ温泉に棲息する、ストレスと老化の象徴である人間の白髪を食べる怪獣。

    関節は自由自在に動き、手のひらについた吸盤で どこにでもペッタリとくっつく。

    体内には作者から生えた本物の白髪が内臓されている。

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    「わぉ♡」

  • シンドウさん&アストロパーティ♪

    シンドウさん&アストロパーティ♪

    本日、いよいよワークショップ『シンドウさん』をつくろう♪ の初回日。

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    今日は雨の中、シンドウさんのために遠方からもお越しいただき嬉しい限りでした。

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    アストロ温泉さんのワークショップは作品にも言えることですが、

    決して特別な材料を使用しているわけではありません。

    モーターなどは使っていますが、例えば百均やホームセンターで購入できるものなど

    誰でも簡単に手に入れられる素材を使用。

    そこに独自のアイデアや工夫・遊びを加えて、

    他にない得体のしれない(笑)作品を作ってしまうところに面白さがあります。

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    参加者の皆さん、一生懸命です。

    そして出来上がった力作。

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    いよいよ、シンドウさんによるお絵描きスタートです!!→動画はこちら。

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    どのシンドウさんも同じ動きをするのかと思いきや、

    グルグル高速回転のシンドウさん、頭をゆっくり回しながらこけてしまうシンドウさん、

    はたまた絵も描かずに背中で回っているシンドウさん、お友達のシンドウさんに押されて

    後ずさりするシンドウさん。。その姿に笑ってしまいます。

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    本日出来上がったシンドウさんたちの傑作は、参加者のサインを入れて画廊内に展示しています。

    そして、ワークショップ後のアストロパーティ♪には、座りきれないほどの皆さんにお越しいただきました。

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    いつものオープニングは夕方からのワインで乾杯が多いですが、本日はお菓子パーティバースデー

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    容赦ないチビッコパーティは楽しくて、とても刺激的。

    アストロ先生もチビッコパワーに押され気味!?

    シンドウさんや作品を使って新しい遊びを生み出す子どもたちは最先端の頭脳の持ち主。

    シンドウさんをカスタマイズして君も温泉郷を目指せ。

  • 違和感

    違和感

    「とてもいいチェンバー」、楽しんでいただいています。

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    音と共に目を引く作品が多い中、見た目が地味なのか?意外と目立たない作品。

    おそらく主要作品という訳ではないのかもしれませんが、

    ぜひ紹介しておきたい作品のひとつ。

    現代アートでは意外とよく目にするモチーフであるのですが・・

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    久々に、作品を見て 声出して笑いました。

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    神棚に えのき押し込んでます。

    何ですか、コレ。

    えのきたけ です。

    冬場は、鍋で つい歯の間にはさまってしまい・・

    きのこ類では、個人的にはワーストです。

    1位 しいたけ、2位 マッシュルーム、3位と4位は僅差でしめじ・えりんぎ。

    しかしながら、神棚にはえのき か えりんぎが妥当でしょう。

    (どうでもいい情報です)

    アストロ温泉の大きなテーマのひとつに「違和感」というものがあるのだそうです。

    本来、あるべきところにあるべきものがある。

    あるべきところにあるべきでないものがある・・

    そんな違和感。

    この作品は、まさに違和感の象徴的な作品なのである。

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    明日は、シンドウさん 初回のワークショップに加え、15:00からはアストロパーティ♪があります。

    パーティは予約不要でどなたでもお越しいただくことができます。

    どうぞ、皆様お越しください。

     

  • 「とてもいいチェンバー」

    「とてもいいチェンバー」

    始まりました!

    アストロ温泉の「とてもいいチェンバー」。

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    展覧会前からちょくちょく温泉地と間違えて電話が入ります、思惑通りです。

    アストロ温泉の作品を最初に観た時、とても興味を持ちました。

    不必要(失礼m(__)m)とも思えるモノを生み出すポテンシャル、

    とりわけ役に立つとも思えない(失礼)モノへの熱意、

    ことさら用をなさない(失礼)モノを具現化することに費やす時間、

    まさに現代アートの原点。

    私のような変なモノ愛好家にとっては、願ってもないお宝たち。

    始めの印象は明和電機を思わせ、お話を伺うと実際のところも影響を受けているそうです。

    明和電機、学生時代から好きです。

    アストロ温泉さん、「社長」と呼ばれているところも しかり。

    Puntoでは初めての企画でワクワクしています。

    今回展示されている発明品(作品)の中でも大作のひとつが、こちら。

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    「トレモロンX」

    モーターについたバチが回転してアルミパイプを叩くことによって音が鳴る打楽器。

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    どこぞやで見たことのあるインターホン。

    この手元のボタンによって操作できるので、誰でも鳴らすことができます。

    例えば、こんな感じで。

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    この続きは、9日15:00~のアストロパーティ♪へお越しください。

    予約不要・入場無料にて、どなたでも楽しんでいただけます。

     会場は、ちょっとした宇宙空間みたいになっていますが、

    これら発明楽器は実際に触ることも可能。

    ぜひ体感してみてください。

    新聞にも「とてもいいチェンバー」を紹介していただきました↓

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    記事は、こちら。

    こちらのページにて 随時、気になる作品を紹介していきたいと思います。

  • おもしろオモチャ、満載!

    おもしろオモチャ、満載!

    アストロ温泉「とてもいいチェンバー」前日。

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    未来の観光地「アストロ温泉」をテーマに様々な作品を制作。

    作家曰く”役に立たないもの”とも言うべき スペシャルな作品を展示しています。

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    前日の今日は遅くまで搬入。

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    こちらは、アストロ温泉の ゆるキャラ「モチロー」をかぶるアストロ温泉さん。

    いよいよ明日から始まります!

     

  • 吾偶

    吾偶

    森下さんの展覧会が始まってからというもの、連日の雨、雨、雨。。

    時に激しい雨が降り続き、今日も一日雨模様。

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    梅雨を忘れる愉快さ、吾偶(ごぐう)という名の作品がお出迎え。

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    個人的には、この歯がたまらなく好きです。

    犬は森下さんの愛犬ペロがモデル。

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    ここにも、ペロ。

    実際はどうか分かりませんが、ペロは吾偶の元祖ではないでしょうか。

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    お酒を嗜む吾偶に、楽器を奏でる吾偶。

    彼らに共通しているのは、このリラックス感。

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    そして、こちらは直火が可能なゴンドラゴン。

    ストーブの上に置くと口から湯気が出るスグレモノ。

    ゆで卵も簡単です。

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    さてさて、シンゴさんの工房は と言うと、八ヶ岳の麓にあります。

    この自然豊かな土壌が森下作品を形成してきたのかもしれません。

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    そんな工房で生まれた新作が、現在Puntoに並んでいます。

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    森下真吾の「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・」は7月2日まで。

    最終日の吾偶時間になれば、作家も在廊いたします!

    是非お越しください。

  • ゴ を探せ。

    ゴ を探せ。

    シンゴさんのうつわ。

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    会期2日目、「くっそ~~っ」と言いながらマグカップを購入していただいたお客様がおられました。

    その気持ち、よく分かります。

    何でもないように施されている引っ掻きや釉や色づけ。ニクイ。

    使い手に無駄な緊張感を与えないざっくりしたフォルム、それでいて機能性に優れている。

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    会場には、普段使いのうつわがたくさん並んでいます。

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    カップにお皿に鉢に宝瓶・・

    どれもシンゴさんテイストの味わい深いうつわの数々。

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    森下さんの作品には「ゴ」のサインが入っています。

    「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・・」は、7月2日まで まだまだ続きます。

    是非 この機会に実際に手に取ってご覧ください。

  • アストロ温泉とシンドウさんを作ろう

    アストロ温泉とシンドウさんを作ろう

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    アストロ温泉!?

    何県?

    日本か?

    アストロ温泉とは・・・大阪・南カワチに突如出現した未来の観光地『アストロ温泉』をテーマに

    した立体作品やオモチャ、楽器などを発明したり、マンガ、イラストなどを制作。アストロ温泉には

    大小さまざま、(完成して7秒で壊れたモノや作った自分でもまったく意味がわからないモノを含め)

    100点近くの作品や発明品があり、日々 作品は開発され続けています。

    Galeria Puntoでは、7月5日(火)よりアストロ温泉による「とてもいいチェンバー」を開催。

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    会期中のうち9日、17日、18日、24日の4日間、アストロ温泉によるワークショップを行います。

    只今、予約受付中!

    そうこうしているうちに、予約殺到?

    定員になり次第 締切となりますので、お早めに!!

    詳しくは、自動お絵描きメカ「シンドウさんをつくろう♪」をご覧ください。

  • 森下真吾 オープニングパーティ

    森下真吾 オープニングパーティ

    「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・・。」

    4年ぶり2度目となる森下さんの個展、待ちわびたオープニングでした。

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    元々、陶芸家になる前はロックバンドとして活動していたという森下さん。

    カップひとつを見ても、焼き物をやるべくして陶芸家になったような人ですが、

    人生の道のりもまた 制作へのスタンスに表れているようで実にシンゴさんらしい。

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    森下さんと言えば山梨県。

    山梨県と言えばワイン。

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    何と!この地ワイン、一升瓶です。

    これだけでテンション上がります。

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    そして、この日本酒。きりっと冷やして旨い。

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    オープニングに来てくださったシンゴファン、ほぼ全員のんべぇ。

    この日は、贅沢にも作家のうつわでいただきましたワイングラス

    やはり美味いうつわでいただくと、お酒も格段に美味しいのです。

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    「コーヒーだってお茶だって、お料理だって、どんな器で味わっても大して変わらない」

    そういう貴方に一度は試していただきたい森下真吾のうつわ。

    吾偶がゲラゲラ笑ってお出迎えしております。

  • 立体仕様

    立体仕様

    今年に入ってから絵が目白押しだったPuntoですが、久々の陶・うつわが始まります。

    6月18日からの森下真吾さんの展覧会に合わせ、画廊のレイアウトも変更。

    カウンターは入り口に移動。

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    新たに棚を設置し、立体仕様にしました。

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    今回も塗り作業と力仕事。

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    200点余りの作品をどうやって展示しようかとワクワク。

    森下さんの作品は、大自然の中 八ヶ岳の麓にある工房で生まれます。

    とりわけ立体作品を積んだ、山道を行く搬入の道のりは大変なのです。

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    森下さんは、数年前の「施美時間」にも参加。

    確か、この時の大作は頭部のオブジェ。

    展示のためにロープやカッター、ガムテープ、その上にブルーシートをかけて荷造り。

    そんな道中に遭遇したのは職務質問。

    夜間、県外ナンバーのトラックのブルーシートを開けたら、人の頭部とロープとカッターとガムテープですから。

    搬入時間に遅れたのは言うまでもありません。

     皆さま、ブルーシートのトラックを見かけたら、温かく見守ってください。

  • 笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・

    笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・

    今月の企画展は、森下真吾による「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・」。

    今月18日から始まります。

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    森下真吾さんは、器やオブジェを作る陶芸家。

    Galeria Puntoでは、ジャンルを問わず「これはイイ!」と感じた作品・作家の企画を行っています。

    現代アート中心のPuntoでは、一見 異色とも思えるかもしれませんが、この器がイイ!!

    吾偶(ごぐう)という名の不思議な生き物たちがカップや花器になりすまし?

    作り手の鼓動と共に、私たちの前に次々と現れます。

    Puntoでも愛用している森下さんのうつわ。

    一度使うと病みつき。

    ビジュアルや使い勝手はもちろん、一番の特徴は肩の力が抜けます。

    仕事の合間は、シンゴカップでコーヒーブレイク。

    週末は、シンゴマグを片手にアートを語りながらビールをグビッといきたいですね。

    シンゴさんの器なら「プハ~~~、うめぇ。」って上司の頭をペチペチしても無礼講。

    たぶん。

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    初日6月18日(土)19:00~は、オープニングパーティを行います。

    シンゴさん自らのアコースティックギター弾き語りライブもお楽しみください♪

  • 君だけをみている

    君だけをみている

    アンドレイ ヴェルホフツェフの「Quiet-静けさ―」、本日 最終日。

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    閉廊間際まで多くの方々にお越しいただきました。

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    今展では、公園帰りの子どもたちが立ち寄って絵を見ていく光景が嬉しかった。

    子どもって素晴らしい!

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    たくさんの美しい文化に触れて育んだ精神があってこそ、争いの無知を知る。

    画廊は決して現実離れした娯楽ではなく、心豊かな大人の本気の遊び場なのだと思う。

    そこには、学びや歓びがある。

    それは、生きる糧にさえなる。

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    アンドレイの道は、まだまだ続く。

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  • FUJI -続編-

    FUJI -続編-

    アンドレイのFUJIシリーズ。

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    昔から、赤富士なんて言いますが・・

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    こちらの赤い富士はアンドレイ版。

    古代から霊峰としてあがめられてきた富士山は、2013年に世界文化遺産に登録。

    かつては葛飾北斎や横山大観をはじめ、多くの画家が時代を超えて描き続けている。

    そこには日本の象徴を超えた、魅了される特別な何かが存在するのかもしれない。

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    ロシアで生まれ育った彼の目に富士がどのように映るのか、とても興味のあるところですが

    シルエットを切り取った表現は、様々なバリエーションでパズルのように構成されている。

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    作家には、その時(今)でしか表現できないものがあると思っている。

    上手い絵は鍛錬を積めば誰にだって描けてしまう。

    しかしながら、心にググッとくる絵は そう簡単には描けない。

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    画家の仕事は 今しか描けない表現の連続であるように、

    今の自分の可能性を実践し続けることを怠けてはならないはず。

  • FUJI

    FUJI

    アンドレイのFUJIシリーズ。

    それは、15㎝ほどの小さな空間の中におさめられている。

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    「FUJI – Four story」

    彼の作風や技法は写実からポップなものまで実に多様ですが、

    その元にはシュルレアリズムの世界が土台になっているようです。

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    アンドレイが通ったレーピン芸術アカデミーは、1757年女帝エリザベータ・ペトローヴナ

    によって設立されたペテルブルグ最大規模の学術施設のひとつ。芸術アカデミーは、

    ほとんど全てのロシアの偉大な芸術家たちを育ててきたと言っても過言ではない。

    現在の作品を見ていても、ここで培われたと思われる日本人では表現しがたい

    独特の空気感のようなものが画面から感じられるのである。

    また、日本でも様々な賞を受賞している。

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    IMGP1284「FUJI – Strawberry」

    Puntoでは、一番奥の壁に展示している

    カーテンの向こう側からイチゴが見える この作品。

    IMGP1284 - コピー (2)イチゴにかかった練乳部分が、

    幼子の横顔になっているのがお分かり頂けるでしょうか。

    小さな画面におさめられたFIJIの物語をお楽しみください。

  • ANDREY  OPENING PARTY

    ANDREY OPENING PARTY

    アンドレイ ヴェルホヴツェフの「Quiet―静けさ―」、初日。

    オープニングパーティは、綺麗なお花の香りに包まれて始まりました。

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    ロシアから日本に来て5年程だというアンドレイ。

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    オープニング冒頭は、日本語で自己紹介。スバラシイ。

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    ロシアで絵を描くということ、そして日本との違いなど・・

    私たち日本人には考えさせられる意義深い内容でした。

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    会場には、FUJIをモチーフにしたシリーズが30点余り。

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    その他にも、花のシリーズ。

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    随所に、様々なアイデアが散りばめられています。

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    アンドレイの素晴らしさは、どんな環境下においても絵を描き続けてきた という事実。

    実は、決して容易なことではない。

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    子どもたちも興味津々。

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    アンドレイの姿に触発されて、大人たちも本音で迫る。

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    先日逝去した蜷川幸雄が話題にのぼる。

    この日は世界のニナガワの如く、アンドレイという逸材に皆が熱い期待を寄せた。

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    発展途上の彼は、まだまだ伸びしろがありそうだ。

    そんな作家との新たな出会いに感謝。

  • Quiet

    Quiet

    皆様、GW いかがお過ごしでしたでしょうか?

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    山っ子で育った私。

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    海っ子で育った旧友。

    たまには目的もなく、ただ ボーーーッと。

    スピリチュアルな額縁のない風景も格別です。

    遠い海の向こう、ロシアの異才 アンドレイ ヴェルホヴツェフの油彩を来週13日から展示します。

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    今展では、14,5×14,5㎝の小さな画面の中で様々なFUJIを表現しています。

    また、FUJIシリーズの他にも人や花をモチーフにした作品 約40点を展示いたします。

    この度の個展は、2015~2016年に私の頭の中に生まれた様々なアイディアを、

    パズルのように組み立て、それがFUJIとなってあらわれました。

      展覧会のたびに、上へと上がっていく階段の小さな一歩を歩んでいます。

                                 アンドレイ ヴェルホヴツェフ

    5月13日(金)19:00~は、作家を迎えてのアーティストトークを行います。

    ぜひご来廊ください。

  • 美しさの訳

    美しさの訳

    「ひかりのかけら」 最終日。

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    渋谷さんの作品に囲まれて二週間が過ぎてゆきました。

    今回は、とても早く過ぎた二週間でした。

    今展のタイトル通り 全てが”ひかり”を感じる作品たち。

    我々にとって、また もっと広い意味でも普遍的なひかりという存在。

    綺麗な作品は、例えば観る側がざんきの念のようなものを抱えていると

    自分の闇をより意識してしまい、ずっと直視できないような気分にさせられることがある。

    病みすぎですか?

    しかし、渋谷さんの作品は外の輝きも内なる影も含めて

    まるごと ひかりのかけらにしてしまったようで、実に普遍的な美しさをたたえている。

    ダイヤ

    搬出後の画廊。

    go-suto

    ほとんどの人に気付かれなかった一枚は、

    こんな風にポスターの上に堂々と展示しておりました。

    渋谷 清の次なる作品を楽しみにしたいと思います。

  • ゴースト

    ゴースト

    「ひかりのかけら」も、残すところ最終日のみとなりました。

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    ここ数日は雨模様のお天気でしたが、作品を観ていると

    どこからともなく光が差し込んでくるようです。

    雨の中、遠方からもお客様が来てくださり嬉しい一日でした。

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    平面以外にも、こんなキューブ型の作品もあり

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    床置きも壁掛けにもできる仕様になっています。

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    中でも、入口に展示したこの作品 ↓

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    Puntoおススメの一枚。

    内容も濃く、会期中どんどん見ごたえが深まってきた作品でもあります。

    そして、赤の壁との相性も抜群。

    そしてそして、実はほとんどの人が見逃している作品がひとつあります目

    けっこう大きい作品なのですが、近くに立っても多くの人は気付かず。

    見つけた暁には、きっと良い事が起こるでしょう。

    作家に会えるかも?

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    是非、会場で見つけてください。

     

     

  • アトリエ

    アトリエ

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    渋谷さんは東京出身であるが、現在は福山にアトリエを構えている。

    教授ということもあってか、私などから見ればお会いするといつも

    背筋が伸びる思いになる。決して部屋着でゴロゴロしておせんべい

    をポリポリしていちゃいけない なんて気持ちにさせられる。

    しかし、実際にお話ししてみると実に気さくで面白い。

    小一時間ほどたってから、ふと思い出してクスッと笑ってしまう。

    1月に展覧会をした石川さんも 落ち着いた佇まいからは想像できない

    面白さだったが、渋谷さんの面白さも格別である。

     

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    渋谷さんの場合、美術館などに大きな作品が収蔵させているイメージを持っている。

    やはりアトリエは天井高。

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    この画面に油彩で描く仕事を思うと、エネルギーの必要性が分かる。

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    油彩と言っても、決してテカテカとはしていない。

    むしろ、作品によっては とことん艶が排除され超マットなのである。

    これは、日本画の顔料や砂などを混ぜ込んで質感を作り上げているらしいが、

    画面の質感の他にも、キャンバスの側面、更には壁と作品との関係性を考慮して

    作品を作り込んでいるという話も初日のトークで印象に残っている。

    確かに、いろんな作品を扱う中でも 渋谷さんの作品は側面の厚さや処理が作品ごとに違えてあり、

    作家の作品に対する存在位置へのこだわりを感じる部分でもある。

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    渋谷 清の「ひかりのかけら」は今月29日(祝)まで。

  • まぶたを閉じると何が見えますか?

    まぶたを閉じると何が見えますか?

    Puntoでは、渋谷 清の「ひかりのかけら」を開催中です。

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    入口を入ったドアに貼っているのは、

    24日より ふくやま美術館ギャラリーで始まったGg展のポスター。

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    Gg展は2012年に渋谷さんを含めた作家4人によって結成され、

    仲間を増やしつつ活動を続けるグループ・グー(Group gout)の展覧会である。

    今年のGg展は、渋谷さんの作品がポスターに採用されている。

    その作品が、一番奥に展示している大作のこちら。

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    「BETWEEN」

    自分の内と外のちょうど中間の世界 という表現を渋谷さんはしていたように思うが、

    こちら側でもあちら側でもない、その接点にこそ何かがあるのではないかという。

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    目を閉じる。

    目に見えるモノは見えなくなるが、まぶたの裏に映る残像とも言うような

    チカチカしたひかりや形は、誰しも感じたことがあるのではないだろうか。

    私の場合、それは一瞬で形を変えたり、ひかりを帯びたりする。

    海に太陽が射しこみ、水面がたくさんの細かい面となって

    キラキラと反射しながら揺らいでいるのに似ているようにも思う。

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    まぶたに残る情景は、外側の世界にも内なるメンタルにも

    どちらにも影響を受けて変化し続けている。

    そして不確かながらも、いずれもフィクションでない世界。

    まさに、内と外の中間にあたる。

    そんなことを考えながら作品に対峙する時、

    作品の本質や関係性が見えてくるのかもしれない。

  • 渋谷 清 アーティストトーク

    渋谷 清 アーティストトーク

    渋谷 清の「ひかりのかけら」、オープニング当日。

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    初日は19:00オープンとあって、この日は昼間から搬入。

    夕方には、まさに たくさんの ひかりで埋め尽くされた空間となりました。

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    中央が、作家の渋谷清さん。

    この日は 熊本地震の状況を鑑みて、ささやかな乾杯で とり行いました。

    渋谷さんとPuntoはずいぶん古い出会いとなりますが、

    今回 初めてとなる念願の個展を開催することができました。

    そして渋谷さんから直接お話が聞ける今日の機会は、

    個人的にも非常に興味深いひとときでした。

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    作家のトークを聞きながら、様々な楽しみ方で作品に見入ったオープニング。

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    作品の前に立つのは、渋谷さんとアンドレイ ヴェルホフツェフさん。

    アンドレイは、来月 個展を行う。

    「作品の前に立ちたい」、そう思わせる表現。

    そして立った自らをも美しく見せてくれる作品の確かさ。

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    渋谷 清の美しい世界を、是非ご覧いただきたいと思います。

     

  • ひかりのかけら

    ひかりのかけら

    すっかり春めいてきました。

    別れや新たな出会いの季節、4月は念願の渋谷 清の展覧会を行います。

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    アート・プログラムでは過去に何度か出展していただいた渋谷さん。

    「アート・プログラムin鶴林寺vol.2~施美時間~」での旧宝物館の連作。

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    神積寺「60年に一度の秘仏×現代アート」では、

    縁側に置かれた青い作品がお庭とコラボして印象的でした。

    大学教授でもある渋谷さんは東京都出身。

    文部省在外研究員としてイタリアに派遣されたことに始まります。

    現在では、しぶや美術館をはじめ全国で個展を開催する他、

    東京学芸大学・佐久市立近代美術館などに多数パブリックコレクションとして収蔵されています。

    今回Galeria Puntoでは初めての個展となります。

    初日4月16日(土)は19:00からのオープン!

    19:00からのオープニングパーティでは作家 渋谷清によるアーティストトークを開催 ワイングラス

    作家のお話が聞ける貴重な機会となります。

    是非お気軽にお越しください。

    SAMSUNG

    Puntoの周辺では桜が満開です。

  • HANS BELLMER

    HANS BELLMER

    本日 最終日を迎えた「版画展」。

    特別展示としてハンス・ベルメールの作品を展示しました。

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    好き嫌いがはっきりと二分するベルメールですが、

    それは この狂気とも言える人体表現にあるのではないでしょうか。

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    過去にPuntoでは何度か人形展を企画したことがあるが、

    ”生き人形”と言われるそれらの作品は、誰もいない画廊内でも気配が感じられるくらいに

    一種独特の類のないエネルギーを放っている。

    それもこれも、球体関節という表現があってこその人形を超えた人形故なのである。

    ベルメールが、球体関節人形界に与えた影響は計り知れない。

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     黒いダイアモンドのごとく・・・澁澤龍彦

    ハンス・ベルメールの少女嗜好は、西欧のはるかなロマン主義の歴史の一側面を想い起させる。

    私は、舞台で踊る「ホフマン物語」のなかの人工の娘オリンピアや、ベルリンのカイザー・フリードリヒ美術館にあるという、

    デューラー派の画家の手になる木製の人形が、若いベルメールをして人形制作に赴かしめる動機になったという事実に、

    目を止めないわけには行かない。

    呪われたナルシシストの光学においては、少女は妖精であり、妖精は天使であり、人形は少女なのであって、人間そのものの

    姿はついに見えないのである。神と人間との中間にあるもの、--それは天使かもしれないし、怪物かもしれないし、悪魔

    かもしれないし、やさしい女の顔をした「死」かもしれない。しかし呪われた芸術家の目を惹きつけるのは、つねにつねに、

    この領域より以外にはないのである。

    現代では稀な「呪われた芸術家」であるベルメールは、その危険にして甘美な夢想の中から胚胎した人間哲学の展開によって、

    一切の造形表現への端緒をつかんだ人物である。ジュスティーヌが一個の道徳的な人形であったように、ベルメールの人形は

    一個の解剖学的なジュスティーヌにほかならなかった。

    それにしても、サラーヌ・アレクサンドリアンがいみじくも述べたように、「黒いダイアモンドのごとく不安で驚異にみちた」

    ベルメールの作品は、私には、「燃える理性と冷たい狂気と」を打って一丸とした、現代のエロティシズムの最高の達成の

    ように思われてならないのである。

  • 本

    現在開催中の「版画展」。

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    こちらは小林裕児さんの資料。

    展覧会において作品はもちろんですが、その作品を生んだ作家や制作過程を知ることは楽しい。

    ひとつは作家のアトリエや居空間、言葉以上に興味深いかもしれない。

    直接拝見できなくても写真などで雰囲気を知ることはできる。

    写真は、よくよく観察すると更に面白い。

    例えば、収集されたであろうキッチュな雑貨が写っていたりする。

    そう!作家はかなり収集家であると考える。

    これまでお会いしてきた著名な作家は、

    様々なアーティストの作品をコレクションされている事が実に多い。

    刺激を受け、自身を高めるアートへの探究は惜しみないのだ。

    Puntoでは、それら資料や画集など自由に閲覧できる本を設置しています。

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    プントドアの横に置いた本棚に所狭しと並べており、

    ポートフォリオから絵本まで様々な資料をご覧いただくことができます。

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    好きな席を見つけて、好きな本を片手にまったり過ごす版画展も また良しなのです。

  • 小林一夫 ・ 佐々木麻こ

    小林一夫 ・ 佐々木麻こ

    「版画展」今日の紹介は、小林一夫。

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    「卓上」

    大きな抽象作品は、線とぼかしの構成が面白いです。

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    「子供A」

    こちらは、会場内でも良く目立つ作品。

    毎日広告賞受賞作家でもある小林さん。

    次に、佐々木麻こさん。

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    「ひつじ」

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    「とりかご」

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    スペインでデッサンを、フランスでリトグラフを学んだ その色彩や作風は

    世界各地を旅した版画家 佐々木麻この生き方が反映されいるように思う。

    佐々木さんのご案内に(物故作家)との表記漏れがございました。訂正・追加いたします。

    作風はずいぶん異なる小林さんと佐々木さんですが、

    お二人に共通するのは、作品としての飾りやすさではないかと思う。

    場所を選ばず、空間をモダンに変えてくれる2人の版画。

    版画表現を知り尽くした2人の作家のなせる技かもしれない。

  • 津高和一

    津高和一

    本日は、津高和一さんをご紹介。

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    大阪芸術大学名誉教授の画家 津高和一は、当初 詩作の世界から画業に入る。

    叙情性に溢れた線描が高く評価され、サンパウロ・ビエンナーレやグッゲンハイム賞美術展に

    参加するなど、日本の現代美術における抽象絵画のパイオニアとして活躍した。

    津高さんの作品を見ると、やっぱり抽象って良いなぁと思う。

    例えば、誰しも見たことがあるコレ。

    ジュンク堂ブックカバー(前)

    ジュンク堂のブックカバーも津高さんの原画である。

    ジュンク堂ブックカバー(今)

    今は、こうだったか。

    ―――

    1995年、個展開催の準備中に被災。

    1月17日、あの阪神淡路大震災の犠牲となりこの世を去る。

    後に、倒壊した家の下敷きになったと聞いた。

    当時デッサンに明け暮れていた私が知ったのは、随分経ってからのことだった。

    くしくも、今日3月11日は 東日本大震災5年目を迎える。

    津高さんの自由な創造精神は現代も光を放っているのだ。

    この機会に、津高和一が生涯を通して追求し続けた抽象画の断片をご覧いただければと思う。

     

  • 版画展

    版画展

    Galeria Puntoでは、3月7日より「版画展」を開催いたします。

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    安井賞画家である小林裕児をはじめ、

    小林一夫佐々木麻こ津高和一の4名の版画を展示いたします。

    3月7日(月)~3月30日(水)

    (会期途中、展示替えを予定しています)

    特別展示:Hans Bellmer(ハンス ベルメール)

    今展では、4名の作家に加えハンス・ベルメール(1902-1975)の作品を展示販売いたします。

    ベルメールはドイツ出身の画家、版画家、写真家、人形作家。

    1930年に制作した等身大の少女人形作品を制作・発表したことで知られている。

    ナチスへの反発をきっかけに1933年から制作を始める。

    グロテスクでエロチシズムな球体関節人形を制作し、それらを舞台仕立てにして撮影した写真が、

    パリのシュルレアリスム・グループから注目を集めるようになる。

    厳しい時代を生きながらも「完璧じゃなくてもいいんだ、不完全でも美しいんだ」という力強い

    美学を実践し続けた芸術家でもある。

    日本においては、澁澤龍彦が終生その人形愛について思いをめぐらせたシュルレアリスト、

    ハンス・ベルメール。

    現代美術史に呪術的球体関節人形誕生を刻印し、日本の創作人形世界に多大な影響を与えた

    ベルメールの版画をご覧いただけます。

  • 少年時代

    少年時代

    石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」が終了しました。

    閉廊後もお客様が来てくださり、最後はゆったり作品を鑑賞する時間がもてました。

    石川

    画面構築の表現形態を多様化させる一片として、

    作家の「音楽で言えばハウスミュージックのように切り貼りして」

    という言葉が印象に残っている。

    更に突き詰めた先に、新たな展開を予感させる展となった。

    無題3

    「点から線へ」は、次へ続く。

  • 画家の脳内

    画家の脳内

    ここ数日の寒波で、Puntoも遂に水道管の凍結・破裂にみまわれてしまいました。

    画廊の業務は、けっこう力仕事。

    何とか力づくで水を止め、おりゃっ。

    無事、復旧。

    「・・・times,rhythms and dimensions.」は、久々のPuntoでのロングラン。

    取材に修理に・・いろんな事が起こります。

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    作品を前にする時、分かるのではなく感じるもの。

    もっと言えば、好きか嫌いかに尽きる と思う。

    この日は、記者さんと作品を前に ああでもないこうでもない・・と作品読解。

    そこで、珍しく作家さんに作品のプロセスをお聞かせいただいた。

    想像以上の画家の脳内構造に感服。

    それは 作品が解けたという事でなく、

    作家の思考を深く掘り下げる興味深い手がかりとなる。

    付け加えれば、石川さんの場合 私たちが簡単に”なるほど”と合点に到達できるような

    ものでない たくさんの学びのベクトルが存在しているように思う。

    説明を聞くと、より作品が複雑化されて見えたりもする。

    頭では、絵は解けないのだ。

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    「あまり見ない絵ですね」

    ある方は、そんな風にも。

    世の中には似た絵がたくさんある、どこかで見たことのあるような絵。

    人は誰かに影響される、似ることは決して悪い事ではない。

    そうは言っても、あまり見たことがない絵を描くのは そうそう簡単な事ではないだろう。

    この日一番の褒め言葉。

    展覧会も残すことろ あと3日。

    石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」は、1月29日(金)まで。

    お見逃しなく。

  • Untitled

    Untitled

    暖冬の今季ですが、さすがに冷えてきたこの頃。

    寒いです!

    早朝にはヒラヒラと雪も舞うほど。

    そんな中、Puntoでは石川和男の展覧会を開催中。

    描き上げたばかりの作品も見どころです。

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    「untitled」

    小さい作品のレイアウトは、往々にして難しいと感じることがある。

    そんな小品の最新作を展示しています。

    それだけに 今展のテーマの要素がギュッと詰まった構成となっています。

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    画面全体は複雑に立体感が持たされており、

    絵具だけでは表現できない質感や光沢が、独自の世界観の表現を担っている。

    そこが、魅力のひとつでもある。

    画家は以下のように語っている。

    「私は作品を描くにあたって、時間性、次元性という概念を画面に取り入れることを強く意識している。

    現代絵画の起点のルネサンス時代からの技術である消失点や遠近法、時間芸術の一つである

    音楽・リズム、さらに時間軸というベクトルのなかでの多次元的な空間のあり方を、

    自分のこれまで培ってきた表現と組み合わせてどう平面の中に治めるかという試みでもある。」

    石川さんの作品は実に表現がしっかりとしている。

    毎日 作品を眺めていると、日に日に それが目に見えて分かってくる。

    これまでの美術を取り巻くものへの探究、

    その取り組みに裏打ちされた確固たる表現を感じてやまない。

    そうして初めて作品に遊びが出てくるのかもしれない。

  • ゼリーのカップと まつぼっくり

    ゼリーのカップと まつぼっくり

    今日で、石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」第一弾 最終日を終えました。

     今年のクリスマスは一切 装飾はせず、

    イルミネーションのように石川さんの作品を並べました。

    最終日 閉廊後、唯一 絵の前にそっと置いてみたのは、

    ゼリーのカップとまつぼっくりで作った小さなクリスマスツリー。

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    音のない静かな画廊。

    飾りは何も要りませんでした。

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    この時期になると、街には音楽が溢れています。

    人は歌声に感動し、時に涙します。

    それも、一度にたくさんの人が。

    かくいう私も音楽に惹かれるひとり。

    同じ芸術でも、音楽はダイレクトに響く求心力があり、

    誰しも一度や二度は音楽に心動かされた経験があるのではないでしょうか。

    では、絵はどうでしょう?

    絵を見て泣く、それは よっぽどのことのように思います。

    そんなことがあれば、その感動は音楽の比ではないかもしれません。

    しかし、絵には音楽に類さない何かが存在します。

    美術の持つ何か。

    それは、のめり込み魅了されるに等しい何か。

    心えぐる作品を追い求めつつ、

    Puntoは2016年もアートを発信していきます。

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    年明けには、作品を入れ替え 石川和男 第二弾を開催いたします。

    是非ご来廊ください。

    メリークリスマス!チャペル

  • construction b

    construction b

    今年も残すところ、あと10日となりました。

    暖冬と言えど、さすがに冷えてきたこの頃。

    2015年は新規オープンし、Galeria Puntoの節目の年でもあり。

    今年も紆余曲折ありつつ、絵を前にPuntoに立てる年の瀬に感謝しています。

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    不思議なもので、普段ならやり過ごしてしまう事柄や念のようなものも、

    この時期ならリセットできるような気がして、向き合ってみたりもします。

    石川さんの この作品を眺めながら。。

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    「construction b」

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    Puntoには、一足早いクリスマスプレゼントとも言うべき照明をつけました。

    シェードから通した光が、焚き木のよう。

    更に、お気に入りのまげわっぱのお弁当箱を思い出させてくれます。

    美しきノスタルジア。

  • 象の夢-ミジンコになりたい。

    象の夢-ミジンコになりたい。

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    現在開催中の、石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」。

    好評につき、第二弾を開催いたします!

    作品入れ替えを行い、年明け1月11日(祝)~1月29日(金)まで展示いたします。

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    少し違った作品や小品なども加え、幅広く観ることができます。

    「象の夢-ミジンコになりたい。」はおススメの一枚。

    このように、現在は展示していない作品を新たに披露。

    また、現在しか見られない作品もございます。

    今年の展示はクリスマスイブイブ、23日まで。

    本格的な寒さとなってきたこの頃。

    クリスマスもすぐそこですチャペル

  • 馬と蜘蛛の巣

    馬と蜘蛛の巣

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    「spiderweb saved fallen horse」

    今展では、馬をモチーフにした作品が多く存在します。

    自らお話してくださったのも、これらの作品を例にあげてのこと。

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    石川さんの作品は、時間という概念を掘り下げて、存在するものの神秘、

    また、世の常である栄えては枯れてゆく相反する現実への問いのようにも感じる。

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    永遠と瞬間。

    私たち人間の時間は、実に儚い。

    そして・・・

    馬は、蜘蛛の巣によって救われる。

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    ”作品は、その人を表す”などと言うが、石川さんは まさにそうかもしれない。

    まず、生活感がない。(褒め言葉です!)

    画面に出てくる白馬に乗っていても違和感はない。

    むしろ乗っていて自然。

    そんな空気で日常を喋る画家の、相反する現実が何とも神秘的なのである。

  • 謎の星

    謎の星

    現在開催中の「・・・times,rhythms and dimensions.」から、「construction a」。

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    この作品は、DMにも使用した今回の代表作のひとつ。

    見ごたえのある 完成度の高い作品です。

    大画面に多次元的に構築された各々が織りなす様相は一体となり、更に高次元へ運んでくれるかのよう。

    実際に近くで見てみると、素材感や質感、画材を駆使し繊細に作り込まれているのが良く分かります。

    そして、今まであまり見られなかったコラージュなども用いられています。

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    石川さんの作品の中によく見られる 膨らみをもったキラキラと輝く丸い星のようなモノ。

    観る角度や展示の佇まいによって、時に存在を消し、多彩な光を放つ不思議なソレ。

    彼の作品にはなくてはならない表現のひとつ。

    今まで、それなりに沢山の作品を観てきましたが、コレは何ぞや!?

    それもそのはず、石川さんオリジナルの技法だといいます。

    組織なら おそらく企業秘密であろうアレを、自ら惜しげもなく解説してくれる懐の広さ。

    ある日本画家が、別の画家に 同じく自身の技法を一から伝授していたのを思い出します。

    彼曰く、「同じ方法で描いても、この絵は僕にしか描けない」。

  • 画面に隠された消失点

    画面に隠された消失点

    先日のオープニング、アーティストトークで最初に石川さんが触れた作品がこちら。

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    ”from some vanishing points”

    今展のタイトル「・・・times,rhythms and dimensions.」とあるように、

    時間・リズム・次元性を画面を作る上でキーワードにしていることがうかがえる。

    この中でも特に次元性については、今回顕著に現れた要素と言えるのではないだろうか。

    風景画などにもよく見られる遠近法というものがあるが、

    石川さんが語った中で、例えば上の作品はこの消失点を3つ設けて画面が構成されている。

    私たちが心地良く感じる線や、リズミカルなレイアウトは、

    作家が無意識的にも行っている こうしたテーマや技法などが起因していることが分かる。

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    ”seraphine”

    同じサイズの作品。

    石川さんと言えば、これまで淡い色彩の印象が記憶に残ります。

    この2点は比較的 今までの雰囲気を残す仕上がりですが、

    実際に作品を目の前にすると、はかなさと同時に普遍性のようなものを感じます。

    観る側の印象と作り手の意図、自分の目線と相手の目線を重ね合わせてみる。

    時には、そういう視点が視野を広げ、新たな価値観を得るキッカケになるのかもしれない。

  • 石川和男 アーティストトーク

    石川和男 アーティストトーク

     石川和男の「・・・times,rhythms and dimensions.」オープニング。

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    ~多次元的絵画の試み~

    と題した今展の作品について、またPuntoとの出会いなど交えアーティストトークを開催。

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    複雑に分割された画面、不思議な感覚さえ持つ光と空間構成。

    私たちは、作家の作品を見ていろんな事を感じ取る。

    自問自答したり自らの価値観において判断したり、また それを人に伝えたりするが、

    作家に作品の意味を求めたり内容やプロセスを問うことは まずない。

    そこで興味深いのが、作家自身の思考や言葉や選択である。

    故に、アーティストトークは作品を何倍も楽しみ深める貴重な機会なのである。

    作家をより深く知ることは、アートへの近道。

    と言っても、情報をたくさん知ることが目的ではない。

    時間をかけて見えてきたり気付いたりする瞬間がある。

    この発見が、実はとてつもなく面白い。

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    端正な物腰と頭の良さが際立つ石川さん。

    発見ーー!かなり面白いと。

    何と表現すべきか、関西人にはいない面白さ とでも言うべきか。

    関西弁の中でも一番アクが強いと言われる播州弁をスラスラと使いこなす私には

    新鮮な東の風であった。

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     トークの後は、石川さんのギターのひととき。

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    鍵盤ハーモニカとの即興。

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    スタンダードナンバーからブルース・・

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    夜観る作品は、昼間と様相が一変し キラキラと光を放ちます。

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    泡盛のようとも思える香りの ひこ孫と、美味しいフルーツで乾杯!

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  • エビフリャーボーイ

    エビフリャーボーイ

    野村直城の「ズキューン ズキューン」最終日。

    30名余りのメンバーとのお別れが、心にバキューンと染みる。

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    エビフリャーボーイ。

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    ゆで王子。

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    山ガール。

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    たてまきまきちゃん。

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    テーマパーカー。(後姿、反対側のお顔は さながらテーマパークです)

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    みみあるき。

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    そう、エビフリャーガールが連れているのは、みみあるき。

    彼女が散歩させているかと思いきや、主導権はみみあるき。

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    最終日の今日は、作家の野村さんも在廊。

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    新しい会場での3年ぶりの野村さんの展覧会。

    野村画像面

    今回のDMは、新しく塗り直したPuntoカラーに合わせ作成、ニクイ演出までしてくれました。

    作品は全て紹介しきれませんでしたが、今回も野村さんにしかできない作品を見せてくれました。

    充実感が残った最終日。

    作品各々が意志を持ち、ひとりひとりが独立する頃には彼はより輝き出すに違いない。

    今後の野村直城にもっと期待しつつ、期待を裏切る ぶれない作品で心を打ち抜いて欲しい。

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    ズキューン!!