ラテン料理でメジャーなものってなあに?2
アロス・コン・ポージョ
アロス・コン・ポージョはスペイン語でARROS CON POLLOと表記しますが、アロスは米、コンは~と、ポージョは鶏で、直訳すると、鶏と米ですが、どんな料理かと言えば、鶏肉の炊き込みご飯です。
材料は、国や地域によって変化がありますが、基本的なところでは、鶏もも肉か手羽元、米、パプリカ(赤ピーマン)、ピーマン、玉ねぎ、にんにく、塩などで、キューバではターメリックで着色し、ペルーでは煮込む時に黒ビールを入れて、コリアンダー(パクチー)を効かせるのが特徴です。
この料理の原型は、スペインのパエリヤなどの米料理で、それがラテンアメリカにもたらされて広く食されるようになったそうですが、特にカリブ海ではキューバやドミニカ共和国、プエルトリコで、大陸ではホンジュラス、コスタリカ、パナマ、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーなどで人気で、いくつかの国では国民食となっています。
味も鶏肉を使ったパエリヤに近いので、日本人にも馴染みやすい料理のひとつです。
では、次回、ラテン料理でメジャーなものってなあに?3でお会いしましょう!