カテゴリー: クラフト

  • 私の自己満足に同調してくれる人を探すのかもしれません

    私の自己満足に同調してくれる人を探すのかもしれません

    「ノスタルジーの塊」、本日最終日を迎えました。

    これら6体が、菅さんが最初に手掛けた創作人形。

    見るだけで「あぁ、好きなんだなぁ」というのが伝わってきます。

    他にも作家のノスタルジーが込められた人々。

    そして、動物のお面を被っていた3体も、

    こんな感じで仮面を外しました。

    杉良っす。

    そして、『誰でも無いが、誰にでもなれる』と題して作られたのが、このシリーズ。

    「とことん個人にこだわって作るスタイルとは反対に、

    誰にでも当てはまるものは作れないだろうか と思い制作した」という。

    今回の展覧会は菅さんにお世話になると同時に、

    色々と考えさせられもした機会でもあった。

    どういう訳か自分の昔や、今に至る過去を振り返ったりと・・

    おっと、ノスタルジーの手中にまんまとハマっているではないか。

    S氏こと菅さんの作品は、例えば不足があったとしても上手い仕上がりなのだ。

    数多くの経験を落とし込み、そこから得た技は、人形でもしかり。

    長所である その器用さは、

    ある意味 短所であるのかもしれない。

     

    表面の上手さや技術を感じさせない、

    それらを超えた 心震えるノスタルジーが伝わった時、

    S氏の人形は新たな展開があるに違いない。

    ふと、そんな事を思う。

     

    そのうち、また新作を見たいですね。

     

    人形のモチーフになった人物が、身近な誰かとの記憶に繋がっていたり

    直接、自分の事を思い出したり、、

    「人間は過去の記憶、ノスタルジーを感じるほっこりとした思い出に

    支えられて生きている」

    私はそう思っています。

    この個展はある意味、私の自己満足に同調してくれる人を

    探すのかもしれません」

    菅 聡一郎

    S氏とI氏。

    次回の企画展は叙情的な水彩を描くI氏が登場します。

     

     

  • この人形達は私にとって こんな存在です

    この人形達は私にとって こんな存在です

    3年前から、突然 人形作りを始めたという菅さん。

    モノ作りの土台とも言える これまでの人生の経緯は非常に興味深い。

    前職は、義肢装具士だったという菅さんであるが、

    画材から額装のイロハ、ミシンまでお手のものという

    とことん器用な人物である。

    おまけに話し上手ときたから、ちょっとくやしい。

    そして、興味への探究心は少年のように熱い。

    出会って間もなく、マービンにエンゾが好きだと伺った。

    私も、詳しくはないがマービン・ゲイと「グラン・ブルー」は大好きだった。

    どちらかと言うと、エンゾよりイルカに魅かれたが。

    ENZO (J.Reno)

    大好きな映画『グラン・ブルー』のENZOです。

    人間臭い、愛すべきガキ大将の役でした。

    R.ベッソン監督の出世作ですが、

    彼にとっても出世作です。

     

    F I A T O 500

    ENZOの愛車です。

    車を一度作ってみたかったので、迷わず

    このFIAT500にしました。

    実は人形よりも難しくて大変でした。

    デフォルメが、、、まだまだです。

     

    椿 三十郎 (三船T)

    熱い、とにかく熱い。

    体中からエネルギーが溢れている。

    こんな方、今はいないですね。

    黒沢明監督の『用心棒』という作品

    この方の人間臭さがとにかくカッコイイ。

     

    雲龍 ジオラマ

    円山応挙の龍の画のクールさに一気に

    作り上げたこの『雲龍』

    山の上で空を見上げていたら雲の中から龍が

    飛び出してきた。

    というシチュエーションです。

     

     

    「これを見るたび前向きになれる」

    「なんだか優しい気持ちになる」

    「大切な約束を思い出す」

    この人形は私にとって、こんな存在です。

     

  • その後の人生を生きていける

    その後の人生を生きていける

    「ノスタルジーの塊」

    本日の人形たちは・・

     

    K 枝雀

    私にとってこの方は祖父との思い出と

    リンクする存在です。

    一緒にTVで落語を見て大爆笑してました。

    じーちゃん涙流してたなぁ

    この方の笑顔は世界一です、人形の笑顔で

    人を幸せな気持ちに出来るのか?そんな挑戦です。

     

    Yusaku.M

    彼のこのドラマ、当時ぶっちぎりのオシャレ感

    出してました。

    フランスの映画やアメリカのドラマを

    アレンジしてる様にも感じてました。

    この人が放つエネルギーも独特でカッコ良かったー

    実はこのベスパのヘッドライトとライターは光ります。

     

     

    M.Jordan

    バスケの神様です、89’ファイナルの

    ラスト ”ザ・ショット”と言われるブザービーター

    のジャンプショットを放つ瞬間の緊迫感を

    表現したかったんです。

    夜中に友人と試合をテレビでみてたなぁ

     

     

    A 猪木

    現代の日本のプロレスの礎を作ったのは

    間違いなくこの方。

    ・カリスマ性

    ・ショーマンシップ

    ・レスラーとしての強さ

    大好きな人です。

     

    R.Bass

    あの85’はこの方の活躍が大きなウェイトを

    占めてました。

    バックスクリーン3連発、忘れられません。

    あまり感情を表に出さない、クレバーで理論派

    タイプでしたが、躍動感が大切な私の人形。

    想いっきり ニー と笑ってもらいました。

     

     

    『人は、青春時代の思い出をエネルギーにして

    その後の人生を生きていける』

  • 答えは記憶の中にあります

    答えは記憶の中にあります

    「ノスタルジーの塊」では、創作人形はもちろん

    作家の心の声とでも言うべき、作品を読み解く様々な文言が散りばめられている。

    このページでは、作家 S氏を知るに欠かせない それらをご紹介したい。

     

    Yutaka.O

    彼こそカリスマという言葉がぴったりな人物

    思春期に彼の歌に生きる力をもらった人は

    少なくないでしょう。

    人は思春期のノスタルジーをエネルギーに

    替えて、それ以降の人生を生きて行く。

     

    Shogo.H

    私の世代の男性の青年期を支えてくれたこの方

    ”失恋”を歌わせたらピカイチです。

    今は削除されてしまいましたが、YOUTUBEの

    人形動画再生数が多かったのはこの方です。

     

    C.Chaplln

    彼を作る際に短編以外の映画を製作順に

    全て見ました。 とにかく楽しかった

    サイレントからトーキーへ移行していく

    激動の時代を、映画に人生を賭けた彼の生きざま

    ”喜劇王” 男前です。

     

    T代の富士

    先日、亡くなられた

    病気なんか吹っ飛ばして欲しかった、、、

    私の中では永遠のヒーローです。

    53連勝見てました。

     

     

    『人の形をした物には、エネルギーを感じます』

    『なぜ、自分はこの人の この表情が好きなのか?

    答えは記憶の中にあります。』

  • ノスタルジーの塊

    ノスタルジーの塊

    開催中の「ノスタルジーの塊」。

     

    Puntoでは、生き人形はじめ過去に何度か創作人形の作品を展示したことがあるが

    今回のS氏の人形は初の試みでもある。

    彼の人形は作品そのものというよりも、作品を通して内に回帰し昇華することに本質があるように思う。

    多かれ少なかれ、誰しも そんな自分だけの聖域は持っているのかもしれない。

    そして、実はそれが自分の今を支えていたりするから、

    まんざら捨てたものではない。

    当然それは作品に値して不思議はないだろう。

    入口の看板にはS氏の好きなモノが記されている。

     

    ロートレックの版画

    歌川国芳の武者絵

    月岡芳年の錦絵

    ムットーニ氏の人形の世界観

    星新一氏の小説の世界観

    エドガー・アラン・ポー氏の小説の世界観

    ジュール・ベルヌ氏の小説のワクワク感

    ルキノ・ヴィスコンティしの映画の空気感

    ダ・ヴィンチの素描の線

    円山応挙の龍の画

    松本大洋氏のコミックのアングル

    世界の神話・民話・童話

    ソフィー・マルソーさんの眩しい時の目

    50年代、60年代、70年代のBミュージック

    ブルーノートレーベルのジャケットデザイン

    川本喜八郎氏の人形に対する想い

    ※etc

     

  • ワンピースの木

    ワンピースの木

    現在 展覧会中の古澤 彩「まあるいいきもの」の  いきものたち を、ちょこっとだけご紹介。

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    「ワンピースの木」

    頭にちょこんとお花も挿せる。

    きっと、この女の子の好きなものが詰まってできた木ではないでしょうか。

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    こちらは、ハガキにもなっている ライオン。

    まさに、まあるいいきもの ですね。

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    おっと、ただ まあるいだけではありません!

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    ライオンの背中に座っている子を持ち上げるとフタに。

    ライオンの頭にもお花やペンなどが挿せる「ライオンの蓋物」

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    そして、腰に手を当て体操中?の親子ぶた。

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    頭はフタ、こ~んな感じで注げるポットとクリーマーです。

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    同じく鼻から出てくる「いぬのポット」

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              「潜水艦」に「くま花器」

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    「3匹のこぶたの家」と「ヤギの家」

    他にも そそられる いきものたちが大集合。

    とりひよこ、ライオン獅子座、アヒル魚座、ねこ猫、いぬ犬、くま牡牛座、ヤギ山羊座

    カエルかたつむり、さかな魚、ぶたブタ、ダチョウペンギン、ウサギ牡羊座・・などなど。

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    お気に入りの  まあるいいきものを見つけてください。

  • 古澤 彩 オープニング

    古澤 彩 オープニング

    古澤 彩の「まあるいいきもの」オープニングパーティ♪

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    陶芸家の古澤 彩さんを迎えて、初日は夕刻からのオープン。

    まあるいいきものでいっぱいの画廊内。

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    ゆっくりワイングラス楽しみながら時間が過ぎ・・

    どれもこれも可愛い作品たちですが、どこかイタズラな感じが愛着を覚えてしまう。

    古澤さん自身は”どこかずれたもの”を愛らしさの中に求めているようである。

    それを「おおかみと赤ずきん」を例えて話されている。

    赤ずきんは可愛く、おおかみは悪者 という定説だが、

    本来 悪いはずのおおかみは実は良い奴 という訳である。

    なるほど。

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    どれどれ。

    作品を見渡してみると・・

    何やら企んでいそうな いきものや、何かしでかしてしまいそうな いきものたちが

    あちこちで 顔を覗かせている。

    確かに、姿が綺麗なだけの可愛さとは ちょっと違う。

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    そして、オープニングにお越しのお客様には、

    作家から20周年記念サプライズプレゼントがありました!

    古澤さん、お越しくださった皆様ありがとうございます。

    Puntoのオープニングは、作家のトークもさることながら、

    来場者のお話も実は深いのであります。

    img_0277     「まあるいいきもの」始まりました。

  • まあるいいきもの

    まあるいいきもの

    可愛らしさで定評のある陶芸家 古澤 彩さんの個展が今月15日から始まります。

    古澤さんは、今年 開窯20年を迎え、Puntoで20周年記念展を開催いたします。

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    うつわはもちろん、心くすぐられる たくさんの陶がお出迎え。

    今からワクワクします。

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    記念展ということもあり、普段とは違った壁面を飾る作品など・・

    うつわ好きにはたまらない、古澤さんの魅力満載の作品たちが揃っています。

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    古澤 彩「まあるいいきもの」10月15日(土)~10月29日(土)まで。

    初日の15日(土)は18:00オープンとなります。

    この日は18:00~作家を迎えてのオープニングパーティを行います。

    どなたでもご来廊いただけますので、どうぞお気軽にお越しください。

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    初日は、素敵な作家さんにも会えます☆

    作品は、どうぞ手に取ってゆっくりご覧くださいませ。

  • パーティ&アーティストトーク

    パーティ&アーティストトーク

    10日は、「Meeting」のアーティストトークが行われました。

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    この日は、Puntoで展覧会をしていただいたこともある武田秀雄さんや、

    次回個展開催の澁田寿昭さんもお越しいただき嬉しいひとときなりました。

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    パーティを兼ねて行われた今回のアーティストトークは、

    3作家に加えお客様も参加しての対談形式で進行。

    ギャラリートークの面白さは、展覧会で作品を観るだけでは知りえない

    作家の裏話?とでも言うべき興味深い話が聞けるということ。

    更には、ギャラリーの目線も聞けたり。

    作品同様答えはひとつではなく三者三様な考えがあり、各々の価値観が存在しているということ。

    そして、観る側の価値観もひとつではないということ。

    そこが芸術の面白いところでもあるのです。

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    パリ在住のMARIKOさん、イギリスでも活動している吉田さん。

    中井さんは油彩の世界からタイルという素材に転身した経歴の持ち主でもある。

    トークでは、アートと工芸というテーマが持ち上がり、

    現在フランスで精力的に活動している陶芸家の澁田さんのお話も聞くことができた。

    そこには日本人の作り手としての確固たる意志と、実行力、

    そして経験に基づいた現在進行形が私たちの意識を持ち上げてくれたように思う。

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    画廊というところにいると、自然とアーティストやクリエイター、美術関係者などと多く接する

    機会があることは言うまでもありません。とかく芸術かぶれした?(失礼)話もしばしば。

    これは、必要なのですが。

    しかしながら、例えばサラリーマンや主婦、色々な異業種の方のお話を聞くことは、

    それ以上に刺激的で考えさせられることがあります。

    この日のお客様は、医師に教師、小説家に会社員・・・と様々でしたが、

    この様々なお客様からの質問や意見をいただき、これが実に聞き入ってしまうものでした。

    作家に至る経緯は?

    何故、その選択をしたのか?

    売れると思って描いてるの?

    赤いりんごを、どうして黄色に塗る?

    透明の瓶は、せいぜい水色で塗るのが精一杯。

    まさに、芸術あるある!

    最後は、学校での美術の授業が減っている原因に話が及び・・

    自分にない価値観なら一度持ってみてはどうだろう。

    美術は一部の特別な人の世界ではない。

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    MARIKO

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    中井佳代子

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    吉田延泰

    3人も貴方と同じ子どもだったのだ。

     

  • 出会い

    出会い

    MARIKO・中井佳代子・吉田延泰による「Meeting」が始まりました。

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    MARIKOさんを起点に3名の作家の出会いが実現した今回の企画展。

    MARIKOさんは、昨年の「施美時間~赤展~」以来、今展に合わせフランスから帰国くださいました。

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    中でも岩絵具を用いたイラストレーションは新鮮で、胡粉がキラキラと輝き不思議な効果をもたらしてくれます。

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    顔彩を使ったイラストも、これまでのモードの表現幅を広げていった気がします。

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    普段はお花を飾らない画廊内。

    そんな時でも、中井佳代子さんのFlowerシリーズは空間を実に華やかにする効果大。

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    元々 絵を描いていただけに中井さんのモザイクは絵画的で、有機的な要素が魅力のひとつ。

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    吉田延泰さんのガラスは実に優しく、今回の女性らしい空間に見事にハマりました。

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    涼しさでは負けなしのガラスですが、それには細かい加工や異なる質感表現など

    手に取るとガラスの特性を生かした作家の意図が伝わってくる。

    是非 会場にてご覧ください。

     

     

  • Meeting

    Meeting

    観光地 アストロ温泉に行った記念に、お土産のおまもりを付けました。

    説法モチが描かれたおまもりはご利益がありそうです。

    さてさて、今月30日からはパリ在住のアーティストMARIKOの企画が始まります。

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    MARIKOさんは、「施美時間」にも参加いただいた作家でPuntoでは2度目の展覧会となります。

    今回は、新たな試みとして日本画の顔料 岩絵具を使用したイラストレーションを展開。

    また、神戸出身であるMARIKOさん。

    今展では 同じ神戸出身の2氏、モザイク作家 中井佳代子とガラス作家の吉田延泰を迎え、

    ジャンルの異なる3人のアーティストが出会います。

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    中井さんのタイル表現は、絵画技術に裏付けされた美意識。

    そして、吉田さんの優しいガラスにも ぜひ注目いただきたいと思います。

    8月10日(水)19:00からは、3氏を迎えてのパーティ&アーティストトークを行います。

    対談形式となるトークは、どんな話が聞けるのか楽しみです。

    初日から、ランダムに作家が在廊しております。

    アーティストと全ての人との新たな出会い。

    是非お気軽にご来廊ください。

     

     

     

  • 吾偶

    吾偶

    森下さんの展覧会が始まってからというもの、連日の雨、雨、雨。。

    時に激しい雨が降り続き、今日も一日雨模様。

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    梅雨を忘れる愉快さ、吾偶(ごぐう)という名の作品がお出迎え。

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    個人的には、この歯がたまらなく好きです。

    犬は森下さんの愛犬ペロがモデル。

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    ここにも、ペロ。

    実際はどうか分かりませんが、ペロは吾偶の元祖ではないでしょうか。

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    お酒を嗜む吾偶に、楽器を奏でる吾偶。

    彼らに共通しているのは、このリラックス感。

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    そして、こちらは直火が可能なゴンドラゴン。

    ストーブの上に置くと口から湯気が出るスグレモノ。

    ゆで卵も簡単です。

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    さてさて、シンゴさんの工房は と言うと、八ヶ岳の麓にあります。

    この自然豊かな土壌が森下作品を形成してきたのかもしれません。

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    そんな工房で生まれた新作が、現在Puntoに並んでいます。

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    森下真吾の「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・」は7月2日まで。

    最終日の吾偶時間になれば、作家も在廊いたします!

    是非お越しください。

  • ゴ を探せ。

    ゴ を探せ。

    シンゴさんのうつわ。

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    会期2日目、「くっそ~~っ」と言いながらマグカップを購入していただいたお客様がおられました。

    その気持ち、よく分かります。

    何でもないように施されている引っ掻きや釉や色づけ。ニクイ。

    使い手に無駄な緊張感を与えないざっくりしたフォルム、それでいて機能性に優れている。

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    会場には、普段使いのうつわがたくさん並んでいます。

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    カップにお皿に鉢に宝瓶・・

    どれもシンゴさんテイストの味わい深いうつわの数々。

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    森下さんの作品には「ゴ」のサインが入っています。

    「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・・」は、7月2日まで まだまだ続きます。

    是非 この機会に実際に手に取ってご覧ください。

  • 森下真吾 オープニングパーティ

    森下真吾 オープニングパーティ

    「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・・。」

    4年ぶり2度目となる森下さんの個展、待ちわびたオープニングでした。

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    元々、陶芸家になる前はロックバンドとして活動していたという森下さん。

    カップひとつを見ても、焼き物をやるべくして陶芸家になったような人ですが、

    人生の道のりもまた 制作へのスタンスに表れているようで実にシンゴさんらしい。

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    森下さんと言えば山梨県。

    山梨県と言えばワイン。

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    何と!この地ワイン、一升瓶です。

    これだけでテンション上がります。

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    そして、この日本酒。きりっと冷やして旨い。

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    オープニングに来てくださったシンゴファン、ほぼ全員のんべぇ。

    この日は、贅沢にも作家のうつわでいただきましたワイングラス

    やはり美味いうつわでいただくと、お酒も格段に美味しいのです。

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    「コーヒーだってお茶だって、お料理だって、どんな器で味わっても大して変わらない」

    そういう貴方に一度は試していただきたい森下真吾のうつわ。

    吾偶がゲラゲラ笑ってお出迎えしております。

  • 立体仕様

    立体仕様

    今年に入ってから絵が目白押しだったPuntoですが、久々の陶・うつわが始まります。

    6月18日からの森下真吾さんの展覧会に合わせ、画廊のレイアウトも変更。

    カウンターは入り口に移動。

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    新たに棚を設置し、立体仕様にしました。

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    今回も塗り作業と力仕事。

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    200点余りの作品をどうやって展示しようかとワクワク。

    森下さんの作品は、大自然の中 八ヶ岳の麓にある工房で生まれます。

    とりわけ立体作品を積んだ、山道を行く搬入の道のりは大変なのです。

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    森下さんは、数年前の「施美時間」にも参加。

    確か、この時の大作は頭部のオブジェ。

    展示のためにロープやカッター、ガムテープ、その上にブルーシートをかけて荷造り。

    そんな道中に遭遇したのは職務質問。

    夜間、県外ナンバーのトラックのブルーシートを開けたら、人の頭部とロープとカッターとガムテープですから。

    搬入時間に遅れたのは言うまでもありません。

     皆さま、ブルーシートのトラックを見かけたら、温かく見守ってください。

  • 笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・

    笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・

    今月の企画展は、森下真吾による「笑いと、心動と、休息と、ものつくりに込めて・・」。

    今月18日から始まります。

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    森下真吾さんは、器やオブジェを作る陶芸家。

    Galeria Puntoでは、ジャンルを問わず「これはイイ!」と感じた作品・作家の企画を行っています。

    現代アート中心のPuntoでは、一見 異色とも思えるかもしれませんが、この器がイイ!!

    吾偶(ごぐう)という名の不思議な生き物たちがカップや花器になりすまし?

    作り手の鼓動と共に、私たちの前に次々と現れます。

    Puntoでも愛用している森下さんのうつわ。

    一度使うと病みつき。

    ビジュアルや使い勝手はもちろん、一番の特徴は肩の力が抜けます。

    仕事の合間は、シンゴカップでコーヒーブレイク。

    週末は、シンゴマグを片手にアートを語りながらビールをグビッといきたいですね。

    シンゴさんの器なら「プハ~~~、うめぇ。」って上司の頭をペチペチしても無礼講。

    たぶん。

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    初日6月18日(土)19:00~は、オープニングパーティを行います。

    シンゴさん自らのアコースティックギター弾き語りライブもお楽しみください♪