年: 2015年

  • 施美時間 9日目。

    施美時間 9日目。

    汗ばむほどの陽気。

    いざ宝物館へ。

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    宝物館に向かうアプローチ、池の横に静かに佇むのは阿曽藍人。

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    きっちりと敷き詰められた81枚の陶板。

    一枚一枚 景色の異なる陶は、雨にうたれると赤みを帯びて更に表情を変えます。

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    池にはカメやメダカが泳いでおり、

    野焼き色の赤茶と緑とのコントラストが美しく切り取られます。

    「赤い起源」

    はじまりのとき

    人類が手にした原初の赤は鉄分を多く含む赤土だった。

    縄文、弥生土器に見られる赤土の焼けた色に対峙するとき、

    遠い起源にふれたようななつかしさを感じる。

    鶴林寺の境内にあり

    地上から天に、天から地上に、日の光を受け、放つ。

    ときに雨にぬれ

    赤い地面は原初の様相を呈する。          阿曽藍人

     休日とあって、境内は遠方からの団体のお客様も多く見受けられました。

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    今日も境内では、画用紙と色鉛筆を広げ熱心にスケッチする子どもの姿がありました。

    阿曽さんの作品を左に、更に宝物館へ階段をあがると見えてくるのが澁田寿昭。

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    がまちゃん。

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    そう、カエルたち。

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    ここから先ほどの池が眼下に見えます。

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    フランスでの講演や展覧会も行っている澁田さん。

    やきもので作られた がまちゃんには、ひとつひとつ名前が付けられています。

    Ebony and Ivory.

    We all know that people are the same

    wherever you go

    There’s good and bad in everyone

    We learn to live,we learn to give each other

    What we need to survive

    Together alive

    また、音楽とのコラボライブで映像を担当していただいた吉田 真の万華鏡映像が旧宝物館でご覧いただけます。今日はちょっとした撮影スポットとなり、まるで観ている自分が作品の一部になったような影絵で楽しむ人の姿がとても素敵でした。

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  • 施美時間 8日目。

    施美時間 8日目。

    いよいよ「施美時間」も後半戦に突入。

    週末の今日は、加古川保育園の子どもたちの作品が賑やかでした。

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    背丈を遥かに超える大作、ぞうさん!

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    運動会では慣れっこ、何だって運びます。

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    前回も参加くださっている加古川保育園。

    0歳児~5才児全員が、赤いものをいっぱい作ってくれました。

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    あかずきんにおおかみ、兵隊にきのこ。

    ポストにかめ、お花にハート。

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    小鳥がポストに運ぶ手紙には、実際のお手紙が展示されています。

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    情報通の主婦にスーツのサラリーマン、美術家に教師。

    色々な方にご覧いただいています。

    他の保育園の子どもたちもやってきて「うわぁ~♪すご~い」

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    こちらが、加古川保育園の園章。通称、かこちゃん。

    巨大お祝いのし の裏に隠れています。

    この園章、実は電車になっていることにお気づきでしょうか。

    今回「施美時間」の中でも、加古川保育園の作品は芸術関係者から とても高い評価をいただきました。「先生方が展覧会の意味をよく分かっておられる」という言葉に集約されているような気がします。

    子どもたちに触発され、境内の作品以外の赤いモノを探してみることにしました。

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    ムキになって探してみると、赤は結構あるものです。

    ちなみに、青はほとんど見つけることができませんでした。

  • 施美時間 7日目。

    施美時間 7日目。

    今年の「施美時間」も、普段は立ち入ることのできない塔頭 浄心院を開放していただいています。まぶしい程の日差しが照りつけ、お庭の木々も色濃く見えます。その園庭でインスタレーションを行うのは、美術家 山村幸則。

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    「染まる空間」

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    これは、非常に大きな甕(かめ)。

    底を囲むように縄が巻かれています。

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    この縄を辿ってお庭を進んでみましょう。

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    そうすると、お部屋からも望める中庭の甕に辿りつきます。

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    そこからまた、縄を辿ってみます。

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    今度は、お部屋の中の甕まで辿りつきます。

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    これらの甕は、元々は地面に埋められていたものということ。

    外庭の甕には水が半分、中庭の甕にはいっぱいの水、お部屋の甕は空っぽです。

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    「染まる空間」

    その昔、明治時代の中頃まで、この辺りいは綿を紡ぐ人々や、紺屋(こうや)と呼ばれる染物屋さんが居られたそうです。鶴林寺先代のご住職は当時、檀家さんでもあった紺屋(染物屋さん)の廃業に伴い、甕を譲り受けられました。ここ浄心院の片隅にて静かな時を過ごしてきた甕。今回、私はご住職から三甕を拝借し、皆様にご覧頂けるように致しました。     山村幸則

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    また、会場では山村さんの作品集「from hand to hand」もご覧いただけます。山村さんのこれまでの活動の断片が見れる この本は、実に興味深い内容になっています。と共に、山村さんの表現は作家自身の人となりをなくしてはあり得ないのではないか とも感じます。どうぞ、併せてご覧ください。

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    本日のキューブ。

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    いよいよ、積み木の様相を呈してきました。

    皆さん、塔のてっぺんにチャレンジです。

  • 施美時間 6日目。

    施美時間 6日目。

    日に日に空気がひんやりとして日差しが温かく感じるようになってきました。

    講堂から眺めるこの景色が日課となっています。

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    一色智登世のButs。

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    ここを行き交う人が、作品の一部になっては過ぎてゆきます。

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    地面からニョキニョキ出てきたようにも見える作品群は、どれもカラフルで、

    特にお寺という場所においては遠くからでも その姿を見つけることができます。

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    その中で、ひとり離れた君がいます。

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    彼から見る彼ら。

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    上から見る彼女 も悪くありません。

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    SEED-はじまりのカタチをコンセプトにイメージを展開しています。

    命のはじまりの種、物事のはじまりを表現する時にも使われる種、事柄現象、

    エネルギー、その、はじまりのカタチを種の形をもって表現してきました。

    本展では「赤」「命」「平和」というキーワードから2つのイメージが浮かびました。

    心の中に宿る平和への願い、Light-灯火―

    種からイメージが発展し、種が変化している様子、Growth-成長―

    2つのイメージから、種が成長し想いの宿った、But-芽―を表現しました。

    はじまりのかたちに想いが宿り平和のエネルギーになればと願っています。

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    今日は、パレットを広げ鶴林寺をスケッチする人を方々で見かけました。

    見たものを描きとめる、そんな日常が日々を豊かにするのかもしれません。

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  • 施美時間 5日目。

    施美時間 5日目。

    空は秋晴れ。

    こんな日は、屋外の空気を楽しみつつ境内を散歩。

    鳥居にも似た形の赤が目に飛び込んできます。

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    大角雄三の結。

    身をかがめながら歩いてゆくと、

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    板と石の上には、赤い蝉の脱け殻。

    少し離れた場所にそっとある、赤くない脱け殻は、

    作品でしょうか?それとも、偶然そこにあったものでしょうか?

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    突き当りまで行くと、また来た道を戻ります。

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    本堂を前に、作品がフレームのようになり作品が切り取られます。

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    見事に額装されたのは、今井杏奈の生物。

     

    結

    結 ―ユワエ―

    この場所は少し前までは、鶴林寺の参道でした。

    その場所にひそむ潜在的な魅力をひきだす赤い線を引きます。

    この結界ともいえる赤い設えから望む風景は、はるか向こうにみえる公園につながるのか、はたまた別世界の入口なのか。

    身の回りにある材料を使いながらも、人はその物体にすがり、救いの光をなんとか見いだそうと最低限の囲いをこしらえる行為は、生きる行為そのものです。

    建築家が想像する空間とは「見えない空間」です。

    その見えない空間と人とを結ぶ。

    そんなことが建築には可能なのです。   大角雄三

     

    5日目

    真ん中がタワーのようになった、本日のキューブ。

  • 施美時間 4日目。

    施美時間 4日目。

    快晴の今日。

    特別に公開いただいている塔頭、浄心院へ向かいます。

    入るとすぐの廊下。

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    役重佳廣の陶。

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    布で巻かれた、痩せ細った表情のない子ども。

    果たして命さえも如何。

    あなたは、どう感じますか?

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    頭の上には短いロウソク。

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    更に奥に進むと、暗い部屋の中が見えます。

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    中央の椅子に近づくと・・

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    座面に張られた水が振動で波打ち始め・・

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    畳に映る水面までもが揺らいで見えます。

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    「繋がれた記憶」

    「世界はグローバルな時代」と唱える人が多いが、いまだに共通認識を持てないでいる。逆にその様な思考に反発する人間が世界中で増え、問題を抱えている。

    人類は長い時間をかけ、それぞれの環境に適した習慣・宗教・文化を創り出し、数多くの人種・民族が、さまざまな生活をおくる様になった。

    しかし”今”世界のいたる所で、一つの価値観で是非を決めようとしているように思える。

    私は、一つの方向性で理解することより、身近な習慣・文化を探り、それぞれが”永い血縁”の流れの中に存在すること、さまざまなローカルな価値観の繋がりで形造られていることを認識すべきだと思う。

    そうすることで初めて、多文化を尊重し理解することが出来るのだと思う。

    今回の展示は、古いイスを使用することで、自分の中に記憶された”繋がれた永い血縁”を意識し、偲ぶことで自分自身の成り立ちを見つめ直し、”数多くの存在”を考え、祈りの空間になれれば良いと思う。  役重佳廣

    更に横を向くと、乳児をかたどった作品。

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    一見、貫入にも見える表面。

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    実は、卵の殻で出来ています。

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    役重さんの祈りの空間を是非味わってください。

    最後は、本日のキューブ。

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    おやおや、少し見ぬうちにずいぶん形が変わりました。

  • 施美時間 3日目。

    施美時間 3日目。

    連休最終日の今日はお天気も良く、朝からたくさんの方が来られました。

    今日は講堂へ足を運びます。

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    その中のひとつ、藤岡雅人の「Flow of consciousness」。

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    これらは、日本画。

    講堂の雰囲気に実にしっくりハマり。

    一枚、一枚 ゆっくりと観ていただきたいと思います。

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    赤は、最も原初的な色彩で、世界のどの地域の人々にも太陽・火・血と言った共通のイメージを想起させます。

    日本語の赤の語源は、「明け」つまり太陽によって一日が明けるの「アケ」が「アカ」になったとされています。

    この太陽は我々人類に分け隔てなく光を与え、植物を育みます。

    我々アーティストが生み出す「赤」をテーマとした作品が鑑賞者に勇気と温もりを与え、平和への思いを育むエネルギーとなればと、心より願っています。  藤岡雅人

     

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  • 施美時間 2日目。

    施美時間 2日目。

    今日は、映像と音楽のコラボライブ「Musikaleido

    ~煌めく音と万華鏡の世界~」が行われました。

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    映像は、吉田 真。

    彼らが作っているのは、実際に手に持つ万華鏡。

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    小さな穴から覗く幻想の世界。それを共有できたなら。

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    今回は、映像を映し出す裏方の機材をショーケースに入れ込むことで、

    反射した映像がより鮮明に自分をも照らす、そんな仕組みになっています。

    吉田 真の映像は、カタッ・・カタッ・・という音と共に動きます。

    これは、今ここで万華鏡が回転している音。

    それに合わせ映像が変化してゆく様は、CGとは違った美しさがあります。

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    そして、音楽はピアノとヴォーカルを石川麻優、シンセサイザーを澤崎美重子。

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    こんな楽器も登場。私たちが子どもの頃から親しんだ鍵盤ハーモニカによる

    澤崎さんのタンゴは、それとは思えぬ大人の音色。

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    そして、石川さんの歌声に合わせて会場からは手拍子。

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    アンコールの最後「ふるさと」は会場からたくさんの歌声。

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    万華鏡の映像と共に男性の歌声が響き、心温まるひとときとなりました。

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    最後は、お客様もこの拍手でした。

    そして、もうひとつのイベントは、

    播磨南高等学校 芸術保育類型の高校生によるワークショップ。

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    型染めの技法でポストカードを作ります。

    中央には住職の姿も。

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    イベント盛りだくさんだった2日目。

    さてさて、キューブはと言うと・・

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    今日も置いていただいていますわーい (嬉しい顔)

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    キューブは初日よりだいぶ増えました。

  • 「施美時間」 開幕!!

    「施美時間」 開幕!!

    本日「アート・プログラムin鶴林寺vol.3~施美時間~平和への祈り」が開幕しました!

    前回のスズキコージさんと堀越千秋さんのコラボライブペインティングが記憶に新しい「施美時間」。その後、次の施美時間への構想を練る中、私たちがアートを通してできること、アーティストが作品を通じて表現するもの、いろんなことを模索する日々が過ぎていきました。アート・プログラムが始まった岡山の病院から現在の鶴林寺に至るまで、精力的に新しい作品を展開してくれる ある作家からのプレゼンが、アート・プログラムが今回のテーマとした「平和」への決定打となってくれたのでした。

    今日を迎えるずいぶん前から、何度となく会議を繰り返してきました。その中には、今回の施美時間には参加していない作家も多く存在します。また、会議には参加できなくともメッセージを寄せてくれる作家もいます。アート・プログラムは、そんな作家たちによって支えられています。パンフレットには書かれていない、しかしながらアート・プログラムに理解・協力いただき参加の意思で見届けてくれている作家がいることを、最初に記しておきたいと思います。

    また、今年も貴重な文化財を舞台とさせていただく鶴林寺をはじめ、関係者の方々にこの場をかりて心よりお礼申し上げます。

    そんな思いを込めて、第3回目となる「施美時間」赤展がスタートしました!

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    これは「赤展」のひとつ、モニュメントを作ろう!仁王門をくぐると すぐに赤いキューブが置いてあります。これは、来場者が作り手となって一人一つ赤いキューブを境内に置いていくというもの。キューブは、播磨南高校芸術保育類型の高校生がひとつひとつ作ってくれました。

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    こんな風に出来上がっていきます〇

    そして、境内はと言うと・・

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    初日の今日は、こんな感じ。

    お寺の境内の最初に”赤”を置くのは、ちょっぴり緊張するようで、

    まだまだ手に取らない人が多数。

    明日は、高校生たちがワークショップを行います。

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    そして、本日の新聞にもご紹介いただきました。

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    明日は、型染めハガキのワークショップと音と映像のコラボライブ、

    イベントが盛りだくさんです。

    秋晴れの連休、是非お越しください。

  • 「施美時間」 前日。

    「施美時間」 前日。

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    「施美時間」を明日に控え、搬入も佳境に。

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    朝から境内を行ったり来たり。

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    取材も重なり。

    そんな時、アート・プログラムの顧問が駆けつけてくれました!ゼロからアート・プログラムを立ち上げ、岡山の病院でプロジェクトをスタートさせたのが、私たちアート・プログラムの始まりです。

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    シャッターを切る 、われらが後藤さん。

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    作品とリンクしてます、さすが。

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    搬入に居合わせたお客様も、しばし足を止めます。

    やはり、本日の搬入 大一番はコレでしょうか。

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    持ち手のない この大きさに手際良くロープをかけ。。

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    ロープ1本で運ぶ、どえらい この3人。

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    これを使ってインスタレーションを行うのは、アート・プログラム初参加の美術家 山村幸則。助っ人は、役重さん、澁田さん、一色さん。やや、さすが、陶トリオ。

    これ以上のサイズは腰がへし折れますので、その時は 池田さん、阿曽さんを加えたアート・プログラム陶クインテットでお願いします。ASADAさんは最終手段でとっておきます。ウッシッシ (顔)

  • 音と光のコラボライブは、開幕2日目。

    音と光のコラボライブは、開幕2日目。

    鶴林寺では、講堂を中心に引き続き展示が続いています。

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    各作家とも黙々と作業が続きます。

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    展覧会の期間・まして作品の制作期間を思えば、遥かに短い搬入から

    展示に関わる時間。そこで作家ごとに行われる順序や手段、こだわりどころ

    というのは、私たちにとっても大変刺激的なものです。

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    こうして、静かな中に施美時間への高揚がだんだんと増していきます。

    今展では、開幕2日目の11日(日)にシンセサイザー・ピアノと万華鏡映像

    のコラボライブを行います。子どもたちにも馴染みのある曲目が揃っています。

    そして、万華鏡映像は必見です。

    是非、お越しください。

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    オープニング 組曲《展覧会の絵》より「プロムナード」

    2.映画《サウンド・オブ・ミュージック》から 「ドレミの歌 ~ エーデルワイス ~ 私のお気に入り」

    3.組曲《惑星》より「木星」

    4.リベルタンゴ

    5.赤とんぼ

    6.NHK連続テレビ小説「てっぱん」テーマ 「ひまわり」

     

     

     

  • 今日の搬入。

    今日の搬入。

    この日の搬入は、旧宝物館の左室。

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       今回もアート・プログラムの趣旨に賛同くださった加古川保育園。

    今回は、かなり広いショーケ―スに作品を設置。

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    全園児が作った作品の構成を繰り返しつつ・・

    細かなレイアウトまで微調整しました。

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    保育園の展示備品はとても可愛く。。

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    上を三角のギザギザに切った黄緑色の葉っぱが、

    妙に郷愁を覚え原点を知るのは私だけでしょうか。

  • 「施美時間」 搬入始まりました。

    「施美時間」 搬入始まりました。

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    いよいよ第3回目となる「アート・プログラムin鶴林寺vol.3~施美時間~」の搬入がはじまりました。

    まずは、旧宝物館からスタート。右室は吉田 真の万華鏡映像がご覧いただけるスペースとなっています。

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    プロジェクターの位置決めを終えると、入口を暗幕で覆い投影。

    不織布で映像の映り込みを計算しながら空間を作り込んでいきます。

     

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    この日は、10月11日(日)18:00~行われる万華鏡映像と音楽(ピアノ・シンセサイザー)のコラボライブの打ち合わせも行いました。子どももなじみのある曲目で、大人も子どもも楽しめる内容となっています。

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    舞台の最終調整を行って、この日は終了。

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