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アート・プログラムin鶴林寺vol.3~施美時間~ 「赤展」平和への祈り 2015

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「アート・プログラムin鶴林寺vol.3 ~施美時間~」 平和への祈り

2015年10月10日(土)~10月24日(土) 19日(月)休み

10:00~17:00(入館~16:30まで) 最終日~16:00

鶴林寺入山料 大人:500円 小学生・中学生:200円

私たちのアート・プログラムは、岡山の病院で始まりました。病院におけるアート・プログラムでは、心身が弱った方々にアートに接していただくことでエネルギーと力を与え、また、楽しませ、元気づける事を目指しました。その精神を継承しながら、古代から日本の医療・福祉の中心でもあった寺院に舞台を転じ、聖徳太子ゆかりの名刹、鶴林寺でアート・プログラムを開催してきました。今日、寺は悩み病める人の癒しの場であるとともに平和を願う祈りの場でもあります。そこで、アート・プログラム in 鶴林寺2015では、平和を祈ることをテーマに掲げ、赤を基調とした企画にしました。赤は血(生命)の色であり、愛、幸福、祝賀の色であります。寺院では、赤は大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない、精進を表すとされます。現代を生きるアーティストが美を通じて平和のエネルギーを人々に与え、平和な未来に貢献することが出来れば大変素晴らしいと思います。

今展では、兵庫県立播磨南高等学校 芸術保育類型の高校生たちが平和の象徴として赤いキューブを用意しています。会期中の来場者が作り手となり、このキューブを境内の指定場所に置いてください。「赤展」では、置かれたひとつの平和が、最終日には大きな平和のモニュメントとなって出来上がります。   加古川経済新聞の記事はこちら

〈 参加作家 〉

阿曽藍人

池田晶一

石川麻優

一色智登世

今井杏奈

大角雄三

栗山 勉

澤崎美重子

澁田寿昭

中井佳代子

長野 剛

藤岡雅人

MARIKO

村岡ケンイチ

役重佳廣

山村幸則

吉田 真

ラデック プレディギエル

〈参加団体〉

加古川保育園

兵庫県立播磨南高等学校 芸術保育類型

〈 会期中のイベント 〉無料・予約不要(但し、似顔絵のみ有料・予約優先となります)

10月11日(日)①10:30~12:00 ②13:00~14:30 播磨南高校芸術保育類型 ワークショップ 「型染め技法でハガキを美しく飾ろう!」

10月11日(日)17:30開場 18:00開演(19:00終演予定) 石川麻優(ピアノ)澤崎美重子(シンセサイザ ー)吉田 真(万華鏡映像)コラボライブ 「Musikaleido~煌めく音と万華鏡の世界~」

10月23日(金)11:00~16:00   村岡ケンイチ 似顔絵(1枚5000円 予約可)

10月24日(土)①11:00~12:00 ②14:00~15:00   村岡ケンイチ ライブペインティング

10月24日(土)19:00~ 「施美時間」クロージングパーティ&アーティストトーク:MARIKO「Color & Peace – 私たち日本人が世界の平和のためにできること-」 会場:Galeria Punto(ガレリアプント)

「施美時間」のはじまり

私たちのアート・プログラムは、2006年岡山の病院で始まりました。その際、関係者には以下のようにお話してきました。「時々耳にする“病院”にアートを持ち込むという言い方を私は好みません。それだと、“病院”には本来アートは無いとの前提のようです。“病院”という言葉は英語の“hospital”に対する訳語として中国で誕生し、我が国では明治維新直前に長州藩の医師兼軍略家村田蔵六(大村益次郎)が初めて用いたそうですが、“hospital”の語源はラテン語のhostis(見知らぬ人)で、それはhospitalis(見知らぬ人をもてなす)から英語の“hospitality”へと続きます。そして、“hospital”は、長い歴史の中で、それを育んだ時代時代のもてなしの文化、アートと密接な関係をもってきました。残念ながら、日本では戦後効率的に設計・建設された“病院”に、本来、内在するべきアートが希薄であったかもしれません。」

しかし、我が国には“病院”よりもはるかに古い時代から、医を行う場がありました。聖徳太子が建てられた四箇院が思い出されます。医の空間には、豊かな仏教美術も存在しました。聖徳太子に縁の深い、そして薬師如来を本尊とする播磨の名刹、刀田山鶴林寺で「アート・プログラム in 鶴林寺」を開催するにあたって、何度か同寺に参りましたところ、病苦など多くの苦しみ、悩みを抱えた人々が素晴らしい仏教美術の施しをうけたであろう長い歴史が想像されました。

「アート・プログラム in 鶴林寺」で鶴林寺の長い時間の流れに現代アートを加えることで、美の施しがさらに豊かになるのではないかと期待しています。そのような願いを込めて、テーマを「施美時間(せみじかん)」といたしました。

現代作家の作品は、同時代を生きる作家の意図と鑑賞する人々の思いが、社会の情勢の影響を受けながら呼応して力を発揮します。
未曾有の震災を経験し、祈りと希望を希求する今、長い歴史の芸術を擁して人々を育んできた鶴林寺において現代アートの作家によるアート・プログラムを開催できることは、また、未曾有の好機と感じる次第です。
皆様のご支援に感謝申し上げ、多くの方々に施美時間を過ごしていただきますことを念じております。

 

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