3年前から、突然 人形作りを始めたという菅さん。
モノ作りの土台とも言える これまでの人生の経緯は非常に興味深い。
前職は、義肢装具士だったという菅さんであるが、
画材から額装のイロハ、ミシンまでお手のものという
とことん器用な人物である。
おまけに話し上手ときたから、ちょっとくやしい。
そして、興味への探究心は少年のように熱い。
出会って間もなく、マービンにエンゾが好きだと伺った。
私も、詳しくはないがマービン・ゲイと「グラン・ブルー」は大好きだった。
どちらかと言うと、エンゾよりイルカに魅かれたが。
ENZO (J.Reno)
大好きな映画『グラン・ブルー』のENZOです。
人間臭い、愛すべきガキ大将の役でした。
R.ベッソン監督の出世作ですが、
彼にとっても出世作です。
F I A T O 500
ENZOの愛車です。
車を一度作ってみたかったので、迷わず
このFIAT500にしました。
実は人形よりも難しくて大変でした。
デフォルメが、、、まだまだです。
椿 三十郎 (三船T)
熱い、とにかく熱い。
体中からエネルギーが溢れている。
こんな方、今はいないですね。
黒沢明監督の『用心棒』という作品
この方の人間臭さがとにかくカッコイイ。
雲龍 ジオラマ
円山応挙の龍の画のクールさに一気に
作り上げたこの『雲龍』
山の上で空を見上げていたら雲の中から龍が
飛び出してきた。
というシチュエーションです。
「これを見るたび前向きになれる」
「なんだか優しい気持ちになる」
「大切な約束を思い出す」
この人形は私にとって、こんな存在です。