開催中の「ノスタルジーの塊」。
Puntoでは、生き人形はじめ過去に何度か創作人形の作品を展示したことがあるが
今回のS氏の人形は初の試みでもある。
彼の人形は作品そのものというよりも、作品を通して内に回帰し昇華することに本質があるように思う。
多かれ少なかれ、誰しも そんな自分だけの聖域は持っているのかもしれない。
そして、実はそれが自分の今を支えていたりするから、
まんざら捨てたものではない。
当然それは作品に値して不思議はないだろう。
入口の看板にはS氏の好きなモノが記されている。
ロートレックの版画
歌川国芳の武者絵
月岡芳年の錦絵
ムットーニ氏の人形の世界観
星新一氏の小説の世界観
エドガー・アラン・ポー氏の小説の世界観
ジュール・ベルヌ氏の小説のワクワク感
ルキノ・ヴィスコンティしの映画の空気感
ダ・ヴィンチの素描の線
円山応挙の龍の画
松本大洋氏のコミックのアングル
世界の神話・民話・童話
ソフィー・マルソーさんの眩しい時の目
50年代、60年代、70年代のBミュージック
ブルーノートレーベルのジャケットデザイン
川本喜八郎氏の人形に対する想い
※etc